※守護霊との対話を元にしたフィクションです
主治医からこれまでの治療と今後についてのお話がありました。
先日おこなったERCP処置の写真を見せて貰いました。
空き地の柵にあるような、斜めの格子状に編んだ網の管が腸から刺さっていました。
胆汁の正常な色は黄褐色のようですが、胆管からは真っ黒くなった胆汁が出てきていました😱
車でいえば何万キロも走ったオイルみたいな感じです。
こんなのが逆流して全身に巡ったら、そりゃヤバいですね。
今後のことについて、神妙に話してきます。
病名は膵臓がん、ステージ2
他への転移はないと思われる。
治療方針は、最新の流れとして、2ヶ月弱の抗がん剤治療後に外科手術だそうです。
外科とも話し合って、これがベストだと。
ドラマ「ドクターX」のような、内科と外科のカンファレンスが行われたのでしょうか??😊
同意するかどうか尋ねられましたが、そもそも選択肢一つしかないんですね。
治療はお医者さんに全てお願いするしかないので、お願いします。
それよりも僕は、ずっと入院しなければならないのか、通院可能なのかが気になって仕方ありませんでした。
転移がないので、抗がん剤はマイルドな副作用に調節してくれるということと、
退院して毎週の通院で治療を受けられ、合間は仕事も出来るって!
ヤッター!またみんなと会える!
ということで、よし!それでお願いします!
後日大きな手術が待っていますが、それはまたその時ですね。
一日中横になっているので、夜消灯しても全然眠くありませんでした。
夜中、隣のおじいさんのテレビの光が天井に反射しています。
みんな同じだね。
おじいさんは腰が痛いらしく、寝返りを打つたびに「アイテテテ」と痛がっています。
あまりに頻回だったので、コッソリヒーリングしてみました。
探ってみると、ご先祖様が守護霊のつもりでついていますが、この霊が腰痛いそうです。
守護霊に話しかけても最初は拒否されてしまいましたが、そのうち渋々受け入れてくれました😅
かなり強い反応でしたが、しばらくヒーリングしたら反応が軽くなってきました。
その後、おじいさんが寝返りを打っても「イテテ」と言わなくなりました😆
うん、ヒーリング能力は大丈夫のようです😊
心配してくれる人たちから、今は自分のことだけ考えてと言われますが、
やっぱり助けたくなっちゃいました😅
入院から6日目の日曜日。
日曜日の入浴時間は13時から15時の間でした。
病棟や男女によって、曜日ごとに時間が決められています。
昼食後すぐだとお腹苦しいので、14時頃に入ろうと思っていました。
11時過ぎ、点滴の一本目が終わったのでナースコールしたらスピーカーから、
「ちょっと待っててくださいねー」
でも結局看護師さんは来ませんでした。まあいっかー。
12時半頃に看護師さんが来て、「あ!点滴終わってますね。」
2本目に替えてくれました。
「14時頃お風呂入ろうと思います。」
「じゃあその頃また点滴外しますね。」
しばらく休んでいたら、右手が濡れてきました。
あ!点滴漏れてる!
一旦全部外すことになり、このままお風呂入るよう言われました。
お!ラッキー!
入院初日に血だらけになってから洗ってない右手首がやっと洗える😂
ムッチャかぶれまくっています😅
薬液が腕の血管外に漏れたので、プクッと膨らんでいます。
お風呂には身体を洗っている人が2人いました。
洗い場は3つあります。
2人とも、洗い終えると浸からずに上がっていくので、先に浸かったんだろうと思いました。
洗い終わってから、さあ湯船に浸かって温まろうと、湯船に片足を入れたら、なんと!
水!
そのまま上がるのも納得です😂
看護師さんに聞いてみたら、土日はお湯張らないそうで、
誰かが入れたのが冷めたんじゃないかと言っていました。
いや、これは恐らく、午前中に入った人が湯船に湯を張ろうとして、間違えて水を張ってしまったんだと思います。
お湯を張ったならまだ温かいはずなのでね。
このように、入院のしおりには書いてないしきたりや、ハプニングがあります😊
僕が話していたお風呂のハプニングを聞いていたのか、看護師さんが隣のおじいさんに、お風呂どうするか聞いたところ、
「今日はやめとくわー」
うん、正解です😂
セルフでお湯を入れればいいと言われても、二人浸かれるくらいの大きな浴槽なので、
水を抜いて、栓をしてお湯を入れて溜まるまで待つという一連の作業は30分以上掛かりますから、
入院患者が自主的にするのは無理があるでしょう。
なので、ほとんどの人はシャワーだけで済ませているようです。
たまたま湯船が温かったらラッキーってことですね😅
お風呂の後に点滴の針を刺して貰いましたが、今回もまたトラブルでした😅
看護師さんが、点滴に必要な部品を取りに行くと言って出ていったまま戻ってきません。
しばらく待っていましたが、仕方なくナースコールすると、別の人が来ました。
刺す場所を探っているのを見ていたら、かなり肘に近いあたりで取ろうとしていました。
僕は、「それだと位置が上過ぎではないですか?」と一応言ったのですが、
意地になっているのか?ここで取ると言われ、プライドが高そうな看護師さんでしたので、それ以上は言いませんでした。