※守護霊との対話を元にしたフィクションです

 

 

イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 心理学

 

[54] リバーサル理論

なぜ人は怖いものが好き?

 

不安や恐怖は、解放されると興奮に逆転!

 

マイナス感情は大きいほどプラスに変わる!

 

 

・・・とあります。

 

人によっては、怖いものなんて絶対イヤ!と拒絶する人もいますが、

 

拒絶し続ける人ほど尚更恐怖に苦しめられ続けてしまうのです。

 

 

リバーサル理論図

リバーサル理論

 

リバーサル理論という言葉は初めて聞きましたが、

 

不安や恐怖と退屈の中間にあたる適度な緊張感によって、

 

時間を忘れるほど没頭する状態、いわゆる「フロー」に入りこむ、という理論です。

 

自分の能力と、挑戦していることの難易度のバランスが取れている状態で、

 

集中力を発揮するとフローになります。

 

フロー理論図

フロー理論図


本のこのページに載っていたフローの解説図を見ていたら、昔書いた記事を思い出しました。

 

フロー状態はマインドフルネス状態の中の一形態である、という概念です。

 

自分にとってギリギリできるかどうかというような、

 

挑戦することで成長できることにチャレンジすると、

 

そのほどよい緊張感が刺激となってより一層意欲が湧き、

 

没頭してフローに入りこみ、結果に結びつくことで達成感を感じて、更に上の目標にチャレンジする・・・

 

それが持続的に続くのがマインドフルネスといった感じでしょうか。

 

 

マインドフルネス理論図上の概念で、大きく円を描くことから、「大車輪ヒーリング」、と呼んでいました。

 

 

マインドフルネス理論図

マインドフルネス図

 

この理論図は、フロー理論図を更に細かく区分けしたものです。

 

図の右上に「フロー」があります。

 

左下は「無気力」となっています。

 

スキルとチャレンジのバランスが取れていても、値が小さいとフローにはならず、無気力ということです。

 

例えていえば、飛行機が飛ぶには十分なスピードが必要みたいな感じです。

 

 

フローの状態はとても充実しているのですが、

 

いくらフロー状態が最高だからといって、それだけだと更なる成長につながりません。

 

更に成長するためには、更に難しい課題にチャレンジすることによって少しの不安を感じつつ、

 

うまくいかないスランプの時期を経て、

 

悩んだり努力して解決方法を見出していくことで、スキルアップを図ることによって克服し、

 

再びフローに到達します。

 

 

図中の黒い矢印はヒーリング時のペンデュラムの揺れの方向や強さを表していて、

 

二つの矢印のベクトルを合成した揺れ動きになります。


右下の「くつろぎ」の場合、縦揺れですが、なんとなく揺れる感じなのに対し、

 

「フロー」の場合、右回転と左回転が組み合わさって、縦に勢いよく揺れます。

 

左の「心配」は「フロー」とペンデュラムの動きは一緒ですが、

 

反対向きの回転になっているので、心はザワザワします。

 

ザワザワが収まっていくにつれて揺れが小さくなり、

 

左下の「無気力」に移動すると、左矢印と右矢印が打ち消し合って、揺れが止まってしまいます。

 

ただし左右の強さに差がある場合は、僅かに左右に揺れます。


 

マインドフルネス状態に入っている時はこの図の順番通りに石の揺れが変移していくのを発見したんですよね。

 

当時はこうした発見が楽しくて仕方なく、それこそ日々没頭していました。

 

 

こんな図を見せられても意味不明ですよね?😅

 

この図を描いたのは6年近く前ですね。こんなことばっかり考えていました。

 

 

こうして改めて思い出すのも、何か重要な気づきがあるのでしょう。

 

 

ある日の朝、仕事の前にこの記事を書いたのですが、

 

朝の患者さんが、没頭して時間を忘れる、という話しをし始めたので、

 

いやーこんなこともやっぱりつながってるんだーと、日々感嘆します😊

 

 

この本にはまだまだたくさんの興味深いことが載っていますが、

 

あまりに広すぎるのでこれくらいでやめておきます。

 

 

箇条書き的な解説なので、感情を揺さぶられて没頭してあっという間に読んでしまうような感じの本ではありません。

 

どちらかというと事典のような感じです。

 

こうした心理学の知識があると、

 

人間関係のトラブルに法則性があることが客観的に把握できて、

 

対策の役に立つのではないかと思います。

 

 

金沢市、けいすけ鍼灸院