※守護霊との対話を元にしたフィクションです
先日、誤振込事件の裁判の記事を取り上げましたが、一つの例えとして、
「あいつが悪いんだ、だからあいつは殺されて当然だ。自分は悪くない。」
と書いたら、まさにその通りのことが起こっているんですね。
安倍元総理を銃撃した殺人容疑で拘留中の山上容疑者に、
物品や現金の差し入れや、減刑を求める署名活動がされている、という記事です。
※その後起訴されたと報道あり
安倍元総理や旧統一教会を悪とみなし、
容疑者を英雄視したり、むしろ被害者だと同情し、擁護するという意識です。
※ここではあくまでも山上容疑者の側をテーマとしており、安倍元総理や旧統一教会に対する考察は一切ありませんので、予めご理解ください。
記事の最後に専門家の意見として、
・・・
「理由さえ成り立てば犯罪も仕方ないと合理化するのは、非常に危険な考え方だ」と警鐘を鳴らしている。
・・・
とあります。
これらのネガティブ意識は奪い合いであり、勝者があれば敗者があり、
敗者は復讐して次の勝者となり・・・という輪廻が延々と続きます。
お互い様であることに気付いて反省した人は、その輪廻から卒業し、ポジティブ意識になるでしょう。
ただ、氷山の大部分が海面より沈むことで喩えられるように、
全体としてポジティブは常に少数派であり、ネガティブとの比率はほぼ変わりませんので、
自分がどちらに所属するかが問われるでしょう。
氷山は海上に出ている部分も沈んでいる部分も中身は同じですし、融ければ海水に戻るように、
誰がどこに属していても、中身は同じなんですよね。
世の中全体がポジティブになれば平和になるのになあ・・・なんて思っても、
それは絶対に実現不可能なのです。
そうではなく、
海の水が蒸発して雲となり、雨が降って川となり、再び海へ流れ込む・・・というように、
よどみなく循環することが大切ということです。
ネガティブ意識に執着している人だけでなく、
ポジティブな意識にも執着してしまうと、この循環を止めてしまい、
分断が強くなって世の中はますます混乱してしまいます。
そうして統合意識が腑に落ちていくと思います。
全体として見れば常に調和しているのです。