※僕の守護霊、ユアジとの対話を元にした、フィクションです。

 

僕「将棋の三浦九段の件は、今のところ、茶番の竜王戦が行われているね。」

 

ユアジ「うーむ。」

 

僕「僕としては、三浦九段の濡れ衣を晴らしたいし、真犯人に白状させたいんだけど、いずれも力不足で、どうにもならない。こんな理不尽なことが、まかり通っていいのかい?」

 

ユアジ「全くだ!」

 

僕「あれ?ユアジも、イラついている?」

 

ユアジ「ああ!だって、君がイラつくのは、君の持って生まれた性格だからだろう?それは、私から引き継がれたのだよ。」

 

僕「あ、そうか!僕は、カルマを浄化して、素の性格に戻ったんだよね?生まれつきの性格というのは、前世から引き継がれるんだね?」

 

ユアジ「そう。だから、理不尽な出来事に対して、怒りを感じるのは、決して悪いことではない。怒ってしまう自分を、決して否定しないことだよ。」

 

僕「悟ったら、二度と怒らないんじゃないか?というのは誤解なんだよね。悟っても、感情はそのまま普通にあるんだ。引きずらないだけ。その時感じきって、終わる。」

 

ユアジ「そういうこと。」

 

僕「ただ、今回の竜王戦、三浦九段の件は、ずっと継続中だからね、ついつい引きずってしまう。」

 

ユアジ「いや、引きずっている訳ではない。常に感じきっていて、新たに怒りが発生しているだけだ。大事なのは、溜めないことだ。」

 

僕「そうか、常に感じきることで、怒りが小さい内になくなるんだね。溜めてしまうと、大きな怒りになってしまう。」

 

ユアジ「今回の騒動も、最初はインパクトがあったので、怒りが大きくなったけど、その後は静かなイラつき程度だろう。」

 

僕「うん。まあいずれにしても、こんな理不尽なことがまかり通っていいものか!」

 

ユアジ「世の中、理不尽な事だらけだろう。」

 

僕「まあね。あ、将棋連盟から、第三者委員会を設置ってニュースが出たよ。ようやく動き出したようだね。委員長が、五輪エンブレムの時の委員だって!以前のブログ記事1で、五輪エンブレムの件、話したよね!やっぱり関係あるんだ!」

 

ユアジ「ほら、だんだんつながってきただろう!」

 

僕「うん、すごいね!びっくりだ。」

 

ユアジ「君は、どんどん、思うがままにイメージを膨らませるんだ。その通りになるから。」

 

僕「分かった。将棋界の方向性、そして何と言っても三浦九段の潔白を証明するために、徹底的にイメージするよ。」

 

ユアジ「思い切って!」

 

僕「うん、分かった!じゃあ、まず三浦九段は完全に潔白だ。パソコン、スマホを調べても、対局中に使った証拠は、何一つ見つからない!」

 

ユアジ「うん。」

 

僕「そして、三浦九段だけを調べるのはどう考えてもおかしい。調べるなら、全棋士を調べるべきだ。疑惑をもたれないように、うまく不正をしている棋士が、他にいる!」

 

ユアジ「うん。」

 

僕「うーん、本当はもっと具体的な事がいろいろあるんだけど、さすがにこれ以上はおおやけに出来ません、ゴメンナサイ。いずれ、発覚していくと思うので、またその時に。」

 

ユアジ「まあ、いいだろう。ところで、今回の問題は、いきなり勃発した訳ではない。」

 

僕「元々、細かないさかいがあった、ということだね?だいぶ前に、渡辺竜王が、三浦九段の将棋に対する姿勢を批判していたもんね。」

 

ユアジ「いや、もっと前だ。彼らは、前世から腐れ縁なのだよ。」

 

僕「あー、そういうことか!」

 

ユアジ「前世では、逆の立場でトラブルがあったのだ。」

 

僕「だから、今世は仕返しの番ってことか!」

 

ユアジ「そういうこと。」

 

僕「つまり、どちらかが許さない限り、イタチゴッコは何百年単位で、続くんだ。」

 

ユアジ「ただし、本人たちは、そんな因縁があることに気づいている訳ではないからね。」

 

僕「将棋のプロは、前世も将棋のプロだった人が沢山いるよね?」

 

ユアジ「そうだね。将棋の歴史は400年ちょっと程度で、まだ浅いけど、短い周期で繰り返し転生している人がたくさんいるね。将棋にひたすらこだわって、魂の気質を磨いているんだ。」

 

僕「そういう人たちは、小さい頃に将棋を覚えると、あっというまに強くなるんだね。元々プロだったから、強くなるというよりも、思い出すっていう感じだね。僕が将棋をいくら勉強しても強くならないのは、持って生まれた才能がないからか。」

 

ユアジ「才能がないからと、あきらめてしまっては、そこでおしまいだよ。」

 

僕「僕は、将棋の才能がないのに、もう30年以上趣味として続いているのは、なぜ?何か意味があるのかい?」

 

ユアジ「そっくりそれが、答えだよ。」

 

僕「え?・・・才能がなくても、続けることに意味があるってこと?」

 

ユアジ「そう。」

 

僕「培った経験は、輪廻転生で引き継がれるから?」

 

ユアジ「そう。」

 

僕「僕は、来世でまた将棋を頑張るの?」

 

ユアジ「いや、それは違う・・・人を救う方の才能だよ。それと、将棋は集中力を養うのに、とても役に立つ。即ち、私とのコンタクトが取りやすくなる。」

 

僕「だから、子供の頃に将棋を覚えさせたのか?でも、中学2年の時では、遅すぎたよ。僕と同い年の羽生(はぶ)三冠は、中学3年で既にプロデビューしたんだからねえ。」

 

ユアジ「あまり小さいころから、将棋を覚えてしまうと、もっとのめり込んで、将棋の道に進んでしまう危険性があったからね。」

 

僕「ああ、やっぱりわざと遅くさせたのか!父が将棋を知っていたなんて、それまで全く知らなかったんだからね。どうして、中学2年になるまで将棋の話題が出なかったのか、おかしいと思っていたんだよ。」

 

ユアジ「すまないな。まあ、そういう事情だ。」

 

僕「まあいいや。実際に、才能が無かったのも確かだし・・・。それで、鍼灸師になりたいと思った時、才能や素質が何もないのに、鍼灸師になれるのか不安だった。」

 

ユアジ「うむ。前世の私は、鍼灸師ではないから、君に何も引き継げなかった。」

 

僕「霊的なことも、そうだよ。霊感がないので、スピリチュアルの世界を勉強しても、役に立つのか不安だった。」

 

ユアジ「前世の私は、ヒーラーとして活動していたから、それを君に引き継いだのだ。」

 

僕「うん。だから、全く霊感がなかったのに、ある時から突然感じ出した。感じ出したら、あっという間に力をつけることが出来た。」

 

ユアジ「新たに身につけたのではなく、思い出したのだよ。」

 

僕「そして、思い出した霊感と、新たに身につけた鍼灸と、努力して積み上げた経験とで、今が出来上がったんだね。」

 

ユアジ「そういうこと。私から引き継いだものを全て発揮するとともに、新たに身につけた能力を組み合わせて、見事に形にしたのだ。」

 

僕「ところで、怒りについては?こんな性格は、引き継がない方がいいんじゃないの?」

 

ユアジ「いや、大切な感情だ。」

 

僕「どうして?・・・・・・要するに、原動力か?」

 

ユアジ「その通り!やる気を燃やすためのエネルギーだ。」

 

僕「うーむ。」

 

ユアジ「怒りと言っても、実際には行動力となって、現れているだろう?」

 

僕「そう言われてみると、そうだね。別にイライラしている訳ではないね。」

 

ユアジ「怒りという感情を、悪者にしないことだ。認めればよい。」

 

僕「怒りを肯定して、向上するためのエネルギーとして、正しく使う。」

 

ユアジ「そう!」

 

僕「将棋の話に戻るけど、三浦九段は、相手を許すのが最善手?」

 

ユアジ「ああ。それによって、意識レベルが上がり、輪廻転生の因縁を断つ。」

 

僕「相手がけんかを吹っかけてきても、相手にせずに、全てを許すってことか?なかなか出来ないことだよね。普通は、相手が謝らなかったら、絶対許さない!って、感じだよね。」

 

ユアジ「自分から相手を許せば、意識レベルが一気に上がる。魂レベルで見れば、美味しいチャンスだよ。」

 

僕「つまり、相当すったもんだトラブルになるけれど、最終的には三浦九段が相手を許して、一番成長する。」

 

ユアジ「そう、魂レベルでね。」

 

僕「なるほど。そういう逆境こそ、チャンスということか。でも、難易度高いね。」

 

ユアジ「人生ゲームは、そう簡単にはクリアできないさ。キャラクターの意識でいるうちは。」

 

僕「すなわち、プレイヤーの意識、つまり魂レベルの視点で、人生を俯瞰することが出来れば、攻略法が見えてくる!」

 

ユアジ「そういうこと!」

 

僕「人生ゲームっていう双六のボードゲームのように、人生を上から眺めてみればいいんだね。1回休みのマスや、5マス戻れとか。いろいろ試練があっても、いずれは抜け出せる。」

 

ユアジ「振りだしに戻るってのもあるよ。」

 

僕「それは勘弁!!」

 

ユアジ「でも、振り出しに戻りたいっていう人、結構いるでしょ?」

 

僕「あー、人生やり直したい、後悔している人のことか。」

 

ユアジ「そう。」

 

僕「そう言われると、振りだしまでは戻らなくても、あの出来事のちょっと前まで戻って、やり直したいっていうのは、あってもおかしくないね。」

 

ユアジ「でも、選択肢Aはこの苦しみ、選択肢Bはこの苦しみ、さあどっちを選ぶ?と言われたら、戻る意味あるかい?」

 

僕「要するに、どっちを選んでも苦しみってことだね。選択肢Bが喜びならいいのに。どっちも苦しみだったら、戻っても意味ないね。」

 

ユアジ「人生、そんなもんさ。」

 

僕「苦しみしか選択肢なかったら、嫌だなあ。」

 

ユアジ「喜び、という選択肢なんか、そもそも存在しないよ。」

 

僕「あ、そうだよね。喜びという選択肢があったとしても、その先に一段と強い苦しみがあるのが見えたら?こんなに苦しむんだったら、あの喜びを選択するべきではなかった、ってことになるもんね。」

 

ユアジ「そう。部分的に苦しんだり、喜んだり、それに捉われると、いつの間にか自分が双六の駒になってしまう。そうではなく、ゲーム盤全体を俯瞰してみて、プレイヤーとしてゲームを楽しんでいることに、気づくことだ。」

 

僕「あーなんか、怒りやイライラが、なくなった気がする。」

 

ユアジ「感じきったからだね。その状態で、冷静に出来事を観察してごらん。」

 

僕「うん。僕は、ユアジとの対話によって、あの世の視点で、他の人が分からないようなことが、いろいろ分かる。だけど、この世的な証拠がないので、どうすることも出来ないんだよね。」

 

ユアジ「そうだね。」

 

僕「人生ゲームでいえば、僕は、ゲーム盤を俯瞰して見ているプレイヤー。状況が広く把握できるから、先の見通しも立つ。でも、他の皆は番の上に置いてある駒だ。自分の周りしか見えないから、何がどうなっているのか、見当もつかない。駒が悩んで苦しんでいる時、僕が上から見てアドバイスを送っても、駒には理解できない。視点が違いすぎるからだね。」

 

ユアジ「そういうこと。」

 

僕「三浦九段としては、今までの経緯は水に流して、復帰してから、誰にも疑いようのない状況で、圧倒的な活躍を見せることが、最善手かな。」

 

ユアジ「現状を受け入れて、相手を許すことで、どんどん良くなるよ。」

 

僕「彼を陥れた面々は?」

 

ユアジ「魂レベルで、反省することになるだろう。潜在意識は、全てつながっているからね。いつか必ず、何らかの形で、反省をしなければならない。」

 

僕「カルマのイタチゴッコから、さっさと抜け出した方がいいね。」

 

ユアジ「そうだね。まあ、それが難しいんだけどね。」

 

僕「状況を俯瞰して見ることが出来ると、深刻にならなくなるよね。」

 

ユアジ「そういうことだね。」

 

僕「まあ、これで今後の展開から、一段と目が離せないね。」

 

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