だらだら読んでた2巻。

後半の伏線の意味があったとはいえ、序盤はちょっと退屈気味で木崎さんのキャラでなんとか持たせていた感じでしたが、後半から終盤にかけては1巻と比べてかなり面白く書かれていたように思います。

細かいやりとりやキャラの掘り下げ、オチの付け方など、予想を上回る面白さでした。
丁度、「俺妹」が面白くなっていった時の感覚に近いです。
3巻が楽しみ。

以下ちょっとネタバレ








この物語が長く続く為には、どうしても魔王と勇者が日本にいることを矛盾無く説明しなくてはいけない訳ですが、魔王の方は「マグロナルドでの業務を責任を持って完遂する」という強力な大義名分があるのでそれほど苦労しないのですが、勇者の方がどうしても厳しい。

「戦力的に、勝利が間違いない状況で魔王を討伐しない」という状態に対してどうやって落としどころを見つけるのか?

ここでちーちゃんを持ってきた(利用した?)のは上手いし、綺麗だなぁと思いました。

ちーちゃん→魔王のベクトルでかなり読者の共感を呼んでおいて、それをテコにしての勇者の(日本に残ってる)モチベーションにするというのは、ミクロで話を作っていきながら最後にマクロに繋げていくという美しさを感じました。

あとはとにかく長く物語を続けていくことで時間が解決してくれる(読者が「もうそんなことどうでもいいや!」って思う)のを待つくらいでしょうか?(笑)。

早く3巻とDVDを観たくなりました。
せっかく生で観戦してきたので感想をば。

・全体的に
大前、本田が戻ってきてくれたおかげで動きとディフェンス、ボールのキープが軒並みアップして、全体的に落ち着きが出てきたと思う。そこにラドンチッチの高さと懐の深さも加わって、カウンターでもロングボールでも遅攻でも、それなりに形が出来てるように感じました。なにより実際に点獲って勝ってるせいで確信を持って攻めているように見えました。

・ラドンチッチ
高さではほとんど負けないことは良くわかりました。守備はあんまり頑張る感じではありませんでしたが(笑)。あと、意外と難しいプレーが好きみたいですね。ワンタッチで入れ替わったり、味方にはたいたりとか。そして何より点を獲れる。前半からずっとイマイチなプレーでしたが、得点入れたことで全てがうやむやに…いや、帳消しに(笑)。やっぱり点を獲れるっていうのは価値があるなーと思いましたよ。

・サイドバック
ゴトビ監督のやりたいことは明確で、サイドに起点を作りたいからこそ、清水の中でも技術が高い(そして身長があまり高くない)二人をサイドバックに置いているんでしょう。河井のサイドはまあまあ狙いが伝わってきていましたが、石毛のサイドはちょっとキツそうでした。守備で手一杯な感じ。あと、サイドバックのマークが甘かったり、上がった裏を使われたりして結構スペース与えていたので精度が高いチームだと厳しいかもですね。そしてなによりこういう起用をしていると嫌気がさして清水を離れてしまう可能性が…(笑)。

・その他
村松はやっぱりボール持てないなぁ、とか、杉山はCBにしてからの方が光ってたなぁ、とかヨンアピンは相変わらず上手いなぁとかいろいろありましたが、とりあえずは残留ほぼ確定で一安心ですね。年内あと一試合くらいは観に行ってみようかな?
今日の一番の見所は実はスタメンでした。

コンフェデが終わってからの東アジアカップ、ウルグアイ戦、グアテマラ戦を経て若い選手を試し、既存の戦力との融合の機会も作り、この後に控える海外遠征に誰をつれていくのか?

今日が一つの節目だったと思うので、現段階でのザックの信頼度というか、ベスト布陣に興味がありました。

結果、岡崎が怪我で、代わりに清武が入った意外ではCFの柿谷を除いてコンフェデメンバー。

いろいろ試して、機会を与えた上でのメンツなのである程度みんなが納得なのではないでしょうか。

結局CBに関しては今野と吉田以上には能力的にも信頼度的にも上回る選手はまだ現れていないようです。(森重の使われ方をみていると現段階での第3CBであることはわかりました)

試合は気持ちよく3-1の逆転勝利ということであとは海外遠征で1つでも勝てれば御の字でしょうか。

今日は本田がかなり守備を頑張ってたように見えました。そしてそれ以上に柿谷が守備も攻撃も頑張ってった。

正直、東アジアカップの時は豊田に比べて守備が甘いなーなんて思っていましたが、今日はかなり頑張っていたように思います。ここまでの頑張りを見せられればザックも満足ではないでしょうか。
香川や本田との呼吸も合ってきたし、ハイボールは難しいとしても、キチンとMFにいいポストプレーができてるし、完全に第1CFですね。

ザックは第2CFに誰を考えているのでしょうか。前田はチームも自身も調子が出ていないこともあり、少し未知数。豊田とハーフナーではファン心理としては豊田を推す声が多いでしょうが、ザックがハーフナーにチャンスをあげないとは考えにくく、おそらく欧州遠征では呼ばれるでしょう。
大迫も見限ってはいないものの、信頼/期待しているという使い方では内容に思います。
このあたり、次のメンバー発表の楽しみでしょうかね。

清武はここのところあまり良くなかっただけに今日結構ゴール前でのプレーが出来たのは良かったですね。ある意味崖っぷちだったので(笑)。信頼されているプレーヤーなので見限られることはないでしょうが、中村のように呼ばれたり呼ばれなかったりになるやもです。

それにしてもザックは意地でも3バックやりたいみたいで(笑)。
自分は3バック、賛成でも反対でもないですが、やはり実践で試す機会が少なすぎるのと、シチュエーションが悪すぎる。

もしもう一試合親善試合があればスタートから3バックを是非試して欲しいし、きっとザックもそうしたと思いますが、今日は試合もほぼ決まっていたし、体力も尽きてたし、そもそも両サイドが高い位置をとって押し込む展開というよりは引いてきっちり安全にいくところだったので、なかなか3バックの狙いがハマりにくい。そんなことザックは百も承知でそれでも試したのでしょうが、なかなか苦しい。
結果として3バックがネガティブに映ってしまうのも勿体無い。

だらだら書いてしまいましたが、とりあえずコンフェデからの嫌な雰囲気もある程度払拭できたし、ある程度代表の選手層も厚くなったし。少しずつアジア予選からの上積みを重ねている感じ。

次はおそらく柿谷、森重、山口、青山あたりを連れて欧州遠征でしょう。
楽しみに待ちたいと思います。

k-sendai