歴史的な大敗 | きりんの電気屋ブログ

歴史的な大敗

J3リーグ第8節 松本山雅FCvsツエーゲン金沢

今季初のアウェイ遠征、昨年完成した北陸初のJリーグ規格を満たすサッカースタジアム『金沢ゴーゴーカレースタジアム』に復興支援の旅行を兼ねてやって来ました。

黒を基調とした外観とツェーゲン金沢の赤を所々に取り入れたスタジアムはピッチとの距離が9mと近く、シートも観やすい勾配となっています。


アウェイゴール裏は立ち見席で勾配もなく、さらには屋根もない狭い空間といった感じ、まさにアウェイの洗礼を受けます。



ホームゴール裏はしっかりと屋根もあり、ピッチとの距離も近くて応援の声も屋根に跳ね返って大きく反響します。



試合は立ち上がりから松本山雅がペースを掴み5分、ゴール前のこぼれ球を山口選手がゴール左隅に流し込んで幸先の良い先制点



アウェイなのに入場者のほぼ半数近くは松本山雅サポで埋まったスタジアムにSEE OFFが響き渡ります。



しかしここから目を覆いたくなる様な反撃にあいます。

26分にバックパスのミスから奪われたボールから素早くクロスをあげられ、ヘディングで合わせたマリソンのJリーグ初ゴール

30分にファウルで与えたフリーキックを大谷選手にヘディングで合わされて逆転弾、33分にも大谷選手に決められて追加点、さらに38分には井上選手にJリーグ初ゴールを決められて、前半だけで1-4と大きくリードを奪われます。

失点の度に円陣を組んで話し合いますが、立て直す間もない失点に成す術がなく呆然とした状態

後半は3バックにシステム変更をして反撃を試みますが、
57分には大山選手に奪われたボールをそのまま決められ、87分には櫻井選手のプロ初ゴールでダメ押しの6点目を奪われて試合終了



【試合結果】
ツエーゲン金沢 6-1 松本山雅FC

目を覆いたくなる様な内容と結果に「ツヨクナル」となる掲げた今季のスローガンは何なのか。

自陣でのパスミスから奪われてショートカウンターで失点するパターンが多く、それでも無理をしてパスをつなごうとしてミスを繰り返す戦い方に問題がある様に感じます。

前線からのプレスに連動性もなく相手に簡単にかわされて走り回るだけでは体力も奪われ、自滅の様な歴史的大敗でした。