2023シーズンを終えて
J3リーグ第38節 松本山雅FCvs奈良クラブ
2023年開幕試合の相手をホームに迎えての一戦、J2昇格は逃したものの1年間の積み上げた姿を奈良クラブを相手に開幕試合と比較して見せてほしいです。
得点ランキングトップは19ゴールの小松蓮選手、2位は15ゴールの奈良クラブ 浅川隼人選手という両チームのエース対決も見ものです。
試合は序盤から松本山雅が攻勢を仕掛けて何度もコーナーキックやフリーキックのチャンスを得ますが、奈良クラブ守備陣にことごとく跳ね返されてしまいます。
ゴール前のフリーキックのチャンス、キッカーを山口選手と安永選手がジャンケンで決めて勝った山口選手が直接シュート、ボールはキーパーにキャッチされてしまいました。
すると前半終了間際の44分、松本山雅陣内の左サイドにボールを出されると山本選手とビクトル選手が錯綜、ゴール前に上げられたボールを浅川選手がダイビングヘッドで合わせられて先制点を奪われてしまいます。
先制点を奪われるとリーグ最小失点の奈良クラブはガッチリと守りを固めて、松本山雅の攻撃を全て跳ね返されてしまいます。
しかしゴール前に上げたボールを奈良クラブの選手がペナルティエリア内でハンドをしてしまい、ラッキーなPKのチャンスを得ます。
ここでキッカーは得点ランキングトップの小松蓮選手、先日の試合ではPKのチャンスをキーパーに止められてしまいましたが汚名返上してほしいです。
しかし小松選手が蹴ったボールはクロスバーに当たってゴールならず、松本山雅サポーターの失望感と大きなため息がスタジアムにもれます。
最後まで奈良クラブのゴールを揺らさないまま最後にコーナーキックのチャンス、ビクトル選手もゴール前まで駆け上がりますが弾かれてしまい試合終了
【試合結果】
松本山雅FC 0-1 奈良クラブ
試合終了後には夕暮れと冬の寒さが厳しい中、2023シーズン最終戦セレモニーが行われました。
まずは神田社長の挨拶、一年間の振り返りと感謝の言葉はサポーターのブーイングという悲しい一年の結果を表していました。
続いて霜田監督、選手を代表して安東選手、そして選手はグラウンドを一周してサポーターに挨拶をしました。
2018年はJ2リーグを優勝してJ1リーグ昇格、そこから成績は下降の一途を辿って、
2019年はJ1リーグで17位となってJ2リーグ降格、
2020年はJ2リーグで13位、
2021年はJ2リーグで22位となってJ3リーグ降格、
2022年はJ3リーグは4位、
そこから2023年はJ3リーグで9位と底の見えない沼にハマってしまいました。
同日に行われたJ1リーグ昇格プレーオフでは東京ヴェルディが16年ぶりの悲願を達成しましたが、いつかこの日があったからこそ強い松本山雅が出来上がったという時が訪れてほしいです。
そして明日から2024シーズンのスタート、ストーブリーグが始まります。