「無知を治そうと思うなら」

 

無知を治そうと思うなら、

無知を告白しなければならない。

 

(モンテーニュ「エセー」)

 

年をとってきたり、社会的な地位が高くなって来たりすると

「知りません」とか「わからない」とは

なかなか言えなくなってくる。

 

しかし、そのままでいると

いつか恥をかいたり、

悔しい思いをしたりするものだ。

 

だが、思い切って「教えてください」と言ってみると

周りも安心したり

喜んで教えてくれる人が出てきたりする。

 

「知りません」「わかりません」

「教えてください」はいくつになっても

どんな時でも、素直に口から出てくるようにしたい。

そうすれば、いくつになっても、いつまでも、どこまでも

 

成長することができる。