信頼してこそ

 

 

信頼してこそ、人は尽くしてくれるものだ。

 

(武田信玄)

 

 

信頼してこそ人はその信頼にこたえようとする。

100%の信頼に対しては

100%の誠意をもって対応しようとするのが人情だ。

 

しかし結果として、信じていた人に裏切られ、

怒り、嘆くこともある。

それは100%信頼していなかったからかもしれないし、

100%の信頼に足る人物ではなかったからかもしれない。

 

とにかく裏切られれば傷つくものだ。

「もう人を信用しない」となるかもしれない。

 

そうして自分を閉ざしてしまっている人も沢山いる。

 

しかしやはり人を信じることをやめられない。

人間の心というものに、どうしても期待してしまう。

そういう人間に私はなりたい。

 

そして自分自身を裏切らないと決めた。

その瞬間に次の扉は開かれる。

 

天、人を裏切らず。