ガンの疑い

 

 

このところ久しぶりに会った友人が何名かいたのですが、

その時に共通で話題となったのが

「健康診断」の結果についてでした。

 

夏から秋にかけて健康診断を受けた方が多く

皆さんその結果を受け取っていろいろと考えたそうです。

 

中には「ガン」の疑いを指摘され再検査を受けた友人もいて

その検査の結果で異状なしと診断され

「ホッとした」ともらしていました。

 

その友人曰く、

「人生を考え直すいい機会をもらった」

と言っていました。

 

おそらく、再検査の結果を聞くまで色々と考えたのでしょう。

 

「ガン」だと診断されればそれは、

「永遠に続く日常が遮断される恐れがある」

と、医師という専門家に宣言されるも同じです。

 

例え、その可能性の可能があると言われても同じようなものです。

 

残された人生をどのように過ごしたらよいのか、

一番大切なものは何か真剣に考えたのでしょう。

 

家族を大切にしてこなかった事

仕事があることのありがたさ

明日があることのありがたさ

あと自分は何ができるのか・・・

 

日々のなんでもない日常に感謝してこなかったことを

思い知ったとのことでした。

 

これは「ガン」の疑いによって、

永遠に続くと思っていた日常が

寸断される可能性を実感したからこそ考えたこと・・・

 

しかし「ガン」の疑いがあろうがなかろうが

「死」というものは万人に共通している確定事項なわけです。

 

そう考えると、

日々のなんでもない日常に感謝し、

最も大切なものは何かを考えながら、感じながら生きることは

人生を無駄なく生きるためには欠くべからざることだ。

 

友人とは以上のようなまとめとなりました。

 

いかがでしょう。