占いに振り回されないで

 

 

 

調子がいいときには見向きもされないものですが、

調子が悪いと占いというものが気になる人が多いようです。

 

運気の悪い時期の代名詞に

「大○界」「天中殺(てんちゅうさつ)」

「空亡(くうぼう)」といったものがあります。

これはどれもほぼ同じものです。

「大○界」は某氏が「天中殺」「空亡」に一年プラスしたものです。

 

さて、これらは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

厳密にいうと、その年回りで巡ってくる場合と、

生まれながらにもっている場合とがあります。

 

つまり、「今年は空亡が巡ってきますよ~」という場合と

生年月日をもとにして作った命式(運命のカルテ)のなかに

生まれつきに「空亡」がありますよ~というものです。

 

さて、年回りで巡ってくるものは12年のうちの2年間は、

誰でもめぐってきます。

生まれながらにもっている人も結構います。

ちなみに私ももっています。

 

問題はこれらの星が巡ってくると聞いて

ノイローゼのようになってしまう人がいるということです。

書籍で恐怖心をあおっていつ人も多いのでわかりますが、

やたらに心配する必要はありません。

 

この「天中殺」「空亡」の作用は吉凶半減です。

それをよく心に留めておいてほしいと思います。

 

それに「天中殺」「空亡」などより強い働きをするものもあるので

そちらの方が要注意です。

 

そして生まれながらにもっている場合は

生まれ年にある場合は「親との縁が薄い」

生まれ月にある場合は「兄弟との縁が薄い」

生まれた時間にある場合は「子供縁が薄い」

などのあまり良いと言えない作用もありますが、

 

その他の星との組み合わせで、

凶運をさせることができたり、

言葉や文章に秀でたり、

人気運が上り異性にもてまくる・・・

 

などといった作用もあります。

 

「天中殺」「空亡」はわかりやすく、

一般受けするファワクターなので取り上げられやすいのですが、

あまりそうした情報に振りまわされないようにしてほしいと思います。

 

それよりも、今日一日を自分らしく精一杯生きようと

地道に努力していくことの方が重要だと思いますよ。