勇気を生む背景
昨日は、何かを始めたら継続することが大事、
そして「継続」するためには、そこに「生きがい」がなければならない、
そしてその生きがいを生むものは「情熱」であり、
「情熱」をもつには「自分」というものが活かされなければならない。
「継続」←「生きがい」←「情熱」←「自分」
というながれの話を書きました。
さて「自分」というものを表にだしていくというのは、
なかなか、できそうでできないものです。
ともすると非難されたり、嘲笑されたり、
あるいは、あまりに「自分」らしさを出すと
マニアックになってしまって
周囲い受け入れてもらえないのではないか、
といった心配があります。
つまり「自分」というものを出すのは
ちょっと「勇気」が必要なのです。
さてこの「勇気」ですが、
これはただ思い切りの良さを言うのではないと思います。
では勇気を出すためには何が必要なのでしょう。
まずは状況を客観的に分析することが必要です。
自分がやろうとしていることについて研究して
難しい点、容易にできるところ、一人ではできない部分、
危険なもの、やってみて初めて分かるであろうところ・・・
可能な限り知る必要があります。
そして自分を知ることが必要です。
行動の傾向、特徴、欠点、得意な部分・・・
などを知っていないとなりません。
そして決断力です。
何を言われてもやる、
こだわるところはとことんこだわる、
捨てるべきものは捨てる・・・などなど。
こうしたものをすり合わせていく中で、
自分というもの、
自分のカラーというものを出していく
「勇気」というのが生まれてくるのだと思います。
思い切りよく大胆に行われた偉業というものも
以外とこうした緻密な積み重ねによって、
行われているように思います。
勇気は無謀と見た目に似たものがありますが
その背景にあるものは、
きわめて理性的なものであると思います。