お願いを誓いに

 

 

 

先日、お墓参りをしてきました。

 

綺麗に掃除をし、手を合わせると、

ご先祖様がいてくれたからこそ、

自分たちが存在しているのだということが実感できます。

 

ふとその時、自分もいずれは、

そちらの側に行くのだなと思いました。

 

どんな人間もいずれはこの世を去る時が来ます。

それはちょっと怖いことなので、

このことを普段は忘れていますし、

あるいは思い出さないようにしているのが人情です。

 

しかし、この時は、

「あとどの位の時間が残されているだろうか?」

と考えました。

 

人間の一生というのは本当に短いものです。

年齢を重ねるごとに一年が確実に短くなっていっています。

 

自分の残りの人生を「充実したものにしたい」

あるいは家族や周囲の人に対して

「より良い人生にしてあげたい」

 

手を合わせながらそんなことを考えました。

 

お墓に行くと素直で良い自分になれます。

 

 

さて、ご先祖様や神様の前に行くと

いろいろとお願いをしたくなるものですが、

私はある方から

「お願いではなく、それを誓いにするとよいですよ」

と教えていただきました。

 

スッキリと素直な気持ちで誓いを立てると

こんな私でも新たな気持ちで

凛として日常をおくることができるような気がします。

 

あっ・・気だけじゃだめだね(笑)

 

お墓や仏壇に手を合わせているときに

湧き出てくる感情を

謙虚なお願いにするのももちろんよいのですが、

誓いにしてみるのもいいですよ。

 

たとえば

「家族が幸せになれますように」を

「家族を幸せにします」と誓いに変えるわけです。

 

ちょっと意識が変わりますよ。

お試しあれ