よい判断の多くは理性に基づいている
自分の判断が良い判断なのか、間違っているのか、
いつも心配な人がいます。
そういう人は自分の判断に自信をもっている人や
良い判断ができる人をうらやましく思うかもしれませんね。
その場合は、自分がいい判断ができたときと
そうでなかったときを思い出してみましょう。
私の場合、良い判断ができたと思うときは、
最初の勘に素直に従ったときです。
この勘というものですが、
私は自分の理性による判断が勘の本質ないかと思っています。
物事を冷静に、客観的に考えることができるとき、
自分の損得を超えて判断できたとき
つまりは、理性的な判断ができたときは
良い判断ができています。
さて、この理性の反対は感情です。
感情、日常では気分という言葉でもいいと思います。
気分が乗らない、やる気にならない、
面倒くさい、大変な思いをしたくない、
こうした感情、気分に基づいて判断したような場合は
結果的に良い判断ではなかった、
ということが多いです。
いつも自分の判断に自信がもてなくて、
良い判断ができないことが多いと思う場合は、
理性ではなく感情や気分によって判断している場合が
多いのかもしれません。
感情や気分による判断でも
もちろんよい判断となる場合があると思いますが、
理性による判断の方が、
良い判断となることの方が多いと思います。
一度この辺を考えてみるといいもしれませんね。