結婚の本質

 

 

 

 

夫婦で「話し合う」というときは

大体マイナスの状態を

プラスへ転じさせるために行う場合が多いですよね。

 

何かで意見が食い違って話し合うとき、

大体は自分の側の正当性を主張して

それを認めてもらおうとします。

 

相手に認めてもらって、

あるいは認めさせて

相手を改めさせる。

 

人と人の関係でこれがうまくいくことは、

あまりないのではないかと思います。

 

夫婦の間など特にそうだと思いますが

相手を変えて改めてもらうというのは

一方が犠牲を強いる結果になりやすいものです。

 

これでは改めさせた方も改めた側も

お互いに「自分だけが我慢している」

という気持ちになります。

 

これではうまくいかなくなるのも

致し方ないかなと思います。

 

そうした場合は自分の正当性を認めさせようとするのではなく

お互いに納得し合えるポイント、接点を探すというスタンスが

円満解決の秘訣ではないかなと思います。

 

少なくてもお互いに

「譲り合っている部分がある」

という認識が生まれれば、

「自分だけが我慢している」

という状態を避けることができます。

 

でも、人間なんてそう簡単に変わることはないのだから

また同じような事で話し合いが必要になります。

 

そうしたら、また同じように妥協点、

接点を探す話し合いをすることにします。

 

こうして、

話し合いを続ける・・・

妥協点、接点を探し続ける・・・

 

それが婚姻契約の本質であり、

それが夫婦だと思うのですがいかがでしょう。

 

だから結婚は修行だよ。