弱いところや欠点だらけでも

 

私は今まで色々な失敗をしてきました。

弱いところや欠点がたくさんあって、

どちらかというと思うとおりにならなかったことの方が多い人間です。

 

そういうわけで弱いところ欠点ばかりの自分をあまり好きになれなかったし、

今も自分自身に懐疑的なところがあります。

 

正直なところ最近になって、

どうやら自分は「悪い方の人間ではないな」

ということがやっと言えそうです。が、・・・

でもまだまだ・・・最後までわかりません。

 

ですから、失敗ばかりしている人や

上手くいかないで悩んでいる人の気持ちが良くわかります。

 

そんなわけで最近、こうした私自身の弱みが

実にいろいろと役に立っていることを実感しています。

 

人間関係を構築するときにも

その人の苦労しているところで共感できるため

信頼を得やすいようです。

 

また欠点や弱い部分を克服できないままでも

どうにか生きてきているので、

そのどうにかできてきたなりのアドバイスもできるわけです。

 

そう考えると、これはもはや「弱み」や「欠点」ではなく

自分の「強み」と言えるのではないかと思っています。

 

現在ままならないで自分に嫌気がさしている人

失敗ばかりで自分にはいいところが一つもないと思っている人がいたら

今はそのようにしか思えなくてもいいと思います。

すぐにそうした「弱み」や「欠点」が治るわけもありません。

 

でも、ボロボロの状態でもなんとかやっていくことが大事だと思って

生きていってほしいと思います。

 

時間はゆっくり流れているようですが

意外にも速く流れているものです。