ウナギが食べられなくなると聞いて…

 

絶滅の恐れがある野生動物を指定する「レッドリスト」に

ニホンウナギが加えられたそうですね。

 

これは大変です。

私もウナギが好物なので食べられなくなったら残念です。

 


 

そう言えばマグロも食卓から消えるという話がありました。

 

その結果マグロもウナギも日本人が食べ過ぎだとの批判があります。

 

そういうわけで確かに日本の食の文化が危機的な状況だということなのですが

問題の本質はそこにあるのではないような気がしています。

 

マグロもウナギもどちらの問題も、もちろん現代の社会が生んだ問題です。

問題の本質はどこにあるかというと、

このままでは「持続」できないといった点にあるのではないかと考えています。

 

そう考えると食料の問題もエネルギーの問題も

社会において「持続」できるかどうかとい問題に収斂してくるのではないでしょうか。

 

さて、身近な事でもそうですが良かれと思って始めたことでも

気持ちが続かなかったり、お金が続かなかったりと

色々な事が原因で続かなくなることがあります。

 

続かない場合はその代替を見つけてまた続けていこうとします。

しかしこれもまたつづかなくなります。

 

そうやっているうちにどんどんどんどん大切なものを失っていきます。

 

どんなにお金があっても買えないものをご存知でしょうか?

 

それは「失ってしまったもの」です。

 

小さな個人的なレベルのことも

大きな社会的なレベルの事も

「持続」可能かどうかを考えなければ

いろいろなものがすぐに立ち行かなくなります。

 

世界中の国が先進国並みに繁栄するなど

エネルギーや食糧の事を考えると不可能だとしか思えません。

(かといって森の中の原始的な生活に戻るのが良いといいているのではありません)

 

個人ももちろん「持続」「継続」可能といった中で

安定し成長し続けることができるのだと思います。

 

いかがでしょうか?