失敗が成功を生むための学びとなる条件

 

 

 

「失敗の数は学びの数」と昨日いいました。

 

失敗が成功を生むための学びとなるのは、

きちんとその失敗を分析したときだけ。

 

「別に失敗してもいい」なんて軽い気持ではなく、

本気で取り組んで、でも失敗して、

そのうえで客観的に失敗の原因を分析できたときに限られる。

 

どこで間違ってしまったのか?

どこから間違ったのか?

何故間違ったのか?

 

その時は自分なりに必死で考えて行動していたわけだけれども、

その間違った方向を選択するそれなりの理由があって、

後になって分析してみると、

その判断の基となっていたものも間違っていた・・・

 

私の場合はそんな感じだ。

 

失敗を学びにして、次に成功するためには反省が必要。

つまり同じことを繰り返さないための対策を立てるのだ。

 

自分の選択の理由と行動を分析して、

さらに、間違った選択をしていながら、

何故それが正しいと思ったかを分析しないといけない。

 

これも私の場合だけれど、

大抵は勝手な思い込みであったり、

「こうあって欲しい」といった希望的な憶測であったりして

客観的な思考ができなくなっていたり、

考え抜いているようで実は思考停止していたりする場合が多い。

 

冷静な判断と言っても感情によって行われている。

それを後に理屈でかためていく場合が殆どだ。

 

本当の意味で客観的な判断がいつもできる人は稀だと思う。

 

冷静に判断の材料となる情報を分析するには、

自分自身を客観視し、感情をコントロールすること、

そして、他人の感情を観察してどこに本質があるかを見極めるとこが必要だ。

 

自分と相手との関係を一旦、カッコでくくって

見定めることが普段からできないと

客観的な判断というのは難しいのかもしれない。

 

一つの失敗を分析し反省するのは結構大変だ。

失敗の数だけ学びがある。