失敗の数は学びの数
いつも変わらない結果を手にすることは悪いことではありません。
変わらないということは、安定しているということ。
安定とはいいものです。
体も慣れていて無理はかからないし、
心だって平和です。
しかし、だんだんと平和な日常に満足できなくなってくるものです。
「いつもと同じ、なにか変化が欲しい!」
でも、そういう人に限って何も新しいことをしていないのが常です。
「同じことをしていて、ちがう結果を期待する」
それはちょっと虫のいい話です。
トマトの苗を植えれば、必ずトマトを収穫することになります。
キュウリの苗を植えれば、必ずキュウリを収穫することになります。
トマトやキュウリを植えてメロンを収穫することはできません。
トマトとキュウリしか作ったことがないと
メロンは失敗するかもしれません。
花はあまり咲かず、実ったとしてもとても小さいかもしれません。
でも次の年にはきっとうまくいくでしょう。
それは一度失敗しているからです。
怖ければ畑一面をメロンにするのではなく、
小さなスペースでやってみるのもいいかもしれません。
変化するのは、たやすいことではありません。
失敗もするでしょう。
でも、失敗の数は学んだ数です。
失敗から実に多くの事を学ぶことができます。
学が多くなれば、成功の可能性は増えます。
しかも場合によっては足し算ではなく、掛け算です。
失敗を恐れず、
日常にあなたの工夫を少しずつ取り入れてみましょう。