夢を追って踏み出す彼女へ──
「星空の下で今夜会おうよ」
突然君が言ったから
寝そべって見上げた空は・・・
「君に伝えるのは最後だよ」って
僕も何となくわかっていたけど

月がほら流れ星消えていく君を見ている

さよならは言わないことにしよう
いつかまた逢えると信じているから
ただ大きく手を振ったよ
君の好きな歌が流れている
君はゆく

「春が来たけどまだ寒いね」
そう言って微笑む君の
手を握ろうとした僕は・・・
「最後に言いたいことがある」って
言えなかった 握れなかった

多分お互い本当の気持ちは隠したままで

僕からは行かないことにしよう
いつかまた逢える日に両手を広げる
ただいまを言う練習をして
君の好きな歌を口ずさんで
待ってる

待ってる