2月にも書いたが、1年以上というブランクを経て臨んだSVシーズン3では27連勝という伝説的なスタートを切った。

長らくバトルから離れていて、ソフト自体が新しくなりポケモンや環境が大幅に変わっていても、俺自身の強さは変わっていなかった。

だが優勝には届かなかった。

時間があり余っていた下積み時代なら最後の最後で優勝を逃したという悔しさを胸に次の月のシーズンに臨んでいたが、今はそうはいかない。 演技の仕事がある時に台詞覚えや役作りを疎かにしてまでポケモンバトルに没頭することは断じて許されない。

だから俺は悔しさを風化させないために心の中に冷凍保存した。

そして次にがっつりした休みを貰えた時に保存していた感情を解凍するとともに今度こそ1位という栄冠を掴み取ると誓った。







その誓いを果たすまであと2日だ!!

ここから36時間この順位を守り抜けば俺はシーズン11の王者となる!! 

だがランクバトルは最終日の最終局面こそ本当に熾烈を極める。

1桁同士が衝突り合いS級のバトルを繰り広げ その中で勝ち続けた者が頂点に坐す。

今まで俺が頂点に坐してきた数は数え切れないが、余裕を持ってゴールテープを切ったのは数えるほどで、その殆どがギリギリの戦いを制してのことだった。

だからこそ一切の油断は無いし、明日また一日中戦い続けるためにもこのブログを投稿したらぐっすりがっつり眠ることとしよう。




ダブルバトルのセオリーは何かしらで素早さを操作し環境を支配すること。

(追い風やトリックルームに凍える風や電磁波など)

そうやって相手より先に行動してこちらのやりたいことを押し付けながら捩じ込んでいく。

それが定石だし一般的な常識である。

だが俺が作ったパーティを見てみるとどうだ 

それらの技を一切組み込んでいないし、さらには準伝説も2体しか入っていない!

これは相当凄いことだと云える。

上位で戦っている中での体感だと皆んな最低でも半分の3体は準伝説をチームに登録している。

一番多いのは4体で、ごくたまに2体のパターンもあるが結局んところ素早さ操作技は必ず入っている。

つまりそれらの技を全く使わず準伝も少ない状態で1位に居るということがいかに俺のバトルスキルが絶大かを物語っている。

理想を云えばもう少し勝率が高いと良いのだが及第点の7割は越えているのでよしとしよう。

ダブルバトルの勝率の自己ベストはXY時代に叩き出した8割9分という驚異的な記録があるが、この時は素早さ操作技も組み込んでいたし準伝も4体使っていた。

まあでもセオリーに則ったり準伝説ポケモンをたくさん使って勝つより、独創性に溢れたパーティを駆使して戦う方が面白味や悦楽を感じるので今後も勝率は大事にしつつもそれ以上にオリジナリティにとことん拘っていく。




ここからはそんな俺が作り上げた唯一無二な

ストロングチームを紹介しよう。

9月半ば頃から育成と構築に取り掛かり、実戦をしながら環境の把握とテコ入れを繰り返して出来上がった十全なパーティ。

完全に完成したのは10月半ばくらいかな。

様々な要素が撹拌されていて戦法も迚も煩瑣なため素人が使っても結果は残せない。

上位のランカーが公開しているレンタルチームの中には初心者が扱いやすいパーティもたくさん見受けられるが、

俺が作ったこのチームは使用者が玄人であることが大前提。




[ヘイラッシャ]

特性:鈍感 

テラスタイプ:炎 

持ち物:ラムの実 

<技構成> 

アクアブレイク

欠伸

眠る

守る

<ステータス実数値>

H257

A120

B135

C63

D128

S56

<referral>

選出率95%以上にして選出時に初手で出す率100%という

このパーティの大軸となるポケモン。

シャリタツとの合体を警戒させつつ、欠伸で翻弄しながら敵を壊滅に導く。

鬼火・茸の胞子・電磁波・キラースピンなど様々な状態異常技を仕掛けられる側面においてラムの実は効果絶大。

体力赤から眠りに就き全回復し相手に絶望を与えたことも数知れず。

挑発を弾くという意味で採用した鈍感だが、HP残り3割程の敵にアクアブレイクを撃って落とすという機会が多く"威嚇に動じない"という点も非常に有り難い。


[ハバタクカミ]

特性:古代活性

テラスタイプ:鋼

持ち物:ブーストエナジー

<技構成>

ムーンフォース

シャドーボール

身代わり

守る

<ステータス実数値>

H131

A54

B75

C187

D155

S205

<referral>

エナジーでSブーストすることで300を優に越える素早さを持ち合わせ、冠す名の通り神の羽搏きの如く颯爽と立ち回る。

このポケモンをヘイラッシャの隣に置いた時の煩わしさは本当に脅威的。

状況や相手の心理を正確に見極め、攻撃と変化を絶妙に織り混ぜて敵チームをじわじわと崩しながら丁寧に勝ち筋を作り上げていく。

CS特化のため等倍の物理技一撃で落ちるという防御の脆弱さも欠伸・身代わり・守るを巧く使いこなせば全く気にならない。


[ミミッキュ]

特性:化けの皮

テラスタイプ:ドラゴン

持ち物:防塵ゴーグル 

<技構成>

じゃれつく

影討ち

呪い

守る

<ステータス実数値>

H161

A156

B102

C49

D125

S116

<referral>

サンムーンで初登場した時から今作に至るまで俺はこのポケモンを色んな型で愛用してきた。
進化やM進化をしない単ポケの中では間違いなく一番優秀だろう。

今回もその万能具合を遺憾無く発揮し聢と多面的に活躍してくれている。

積んでくる奴やヘイラッシャを呪いで自滅に追い込んだり、敵チームに居たら必ず選出してくるモロバレルに対しても茸の胞子や怒りの粉を無効化し優位に立ち回る。

あとは使用ランキング上位のパオジアン・カイリュー・ハバタクカミ・ウーラオスなどにも見せ合いの時点でプレッシャーを与えてくれたりする。

そしてパーティの中で唯一テラスタル化したことが無い。


[カイリュー]

特性:精神力

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:命の珠

<技構成>

燕返し

地団駄

神速

守る

<ステータス実数値>

H192

A204

B115

C94

D120

S107

<referral>

安定のリードオフコンビを繰り出した時に対面していて最も重さを感じるのがゴリランダーであり、オーガポン炎とセットの場合なんかはその重さに拍車がかかる。

ヘイラッシャはテラスタルを切れば何も気に病むことはないが、ハバタクカミが1ターン目に落ちてしまう危険性を孕んでいるため、このポケモンが後ろに控えている必要がある。

技構成において最初は6匹の中で唯一変化技が無かったが、やはり眠り待ちが根幹のパーティなのでアイアンヘッドを棄て守るを採用。

ダブルウイングを覚えられなくなったことで飛行技は燕返しか翼で打つに設定するしかないがマジで威力80にしてほしい。


[シャリタツ]

特性:呼び水

テラスタイプ:毒

持ち物:オボンの実

<技構成>

流星群

濁流

挑発

守る

<ステータス実数値>

H175

A49

B123

C140

D116

S102

<referral>

水流連打野郎が流行りまくっている中で、それぞれどういった対策を講じているかということだが、

この指とまれオーガポン水やモロバレルや呼び水トリトドンなど見せ合いの時点で選出に引け目を感じさせるのは最適解とは云えない。

完全に哀れなカモにするためには相手に前のめりに選出さえた上で後手に回らせることが重要。

テラスタル毒はフェアリー技を防ぐ意味もあるが、それ以上にインファイトを通さないため。
今までにこのポケモンが闇に葬ったウーラオス水の数は計り知れない。


[ウーラオス]

特性:不可視の拳

テラスタイプ:悪

持ち物:気合の襷

<技構成>

暗黒強打

インファイト

不意討ち

見切り

<ステータス実数値>

H175

A200

B120

C61

D81

S149

<referral>

現在の6匹に落ち着くまでに色々と変動があった気合の襷枠。

全体のバランス的に悪タイプを入れることは決めていたが、良い候補達がけっこう居てなかなか定まらなかった。

最終的にパオジアン・イーユイとの三つ巴を制して正式決定。

やはり決め手は暗黒強打の破壊力と見せ合いの時点で相手を悩ませる厄介さ。

眠って身動きがとれなくなった相手に強烈な悪の一撃を叩き込むなどトドメを刺す役回り。




メンバー紹介を終えたところで次はこのパーティが実際にどんな感じで戦っているのか直近の3戦を実況形式で記しながら振り返るとしよう。




~バトル1~


自分(1位)vs相手(22位)


<相手の6匹>

パオジアン 

トドロクツキ

シャリタツ

ヘイラッシャ

オーガポン炎

キラフロル




このバトルは始まる前からほぼ勝ちが確定していた。

なぜなら俺の作ったこのパーティは9月・10月と300戦以上した中でアタッカーのヘイラッシャに一度も抜かれたことが無いからだ。

なので見せ合いの時点で向こうにラッシャリコンビが居たら相当安心する。

まあ相手がラッシャリを選出してこなかった時に残りの4体次第では不覚を取ることもたまにあるが、今回の相手に関しては全く問題なかった。

そして1桁や2桁の上位勢にもラッシャリを組み込んでいる奴はたくさん見るが、

俺みたいに欠伸と呼び水で分けているパーティは見たことがない。

つまりこれは俺自身が生み出した完全オリジナルな戦法なので、見せ合いの時点で向こうにラッシャリが居たとしても、

「アタッカーと見せかけてサポーターなのか?」という不安に駆られることもない。

ヘイラッシャ1匹を登録してサポーターとして使ってる例もたくさんあるが、

俺に云わせれば最初からアタッカーじゃないと確定しているヘイラッシャにそこまでの脅威は無い。




相手の初手はトドロクツキとキラフロルだった。

トドロクツキがエナジーでSブースト。

まあこの瞬間に残りの2匹はラッシャリコンビだと俺の中では決まった。

俺の初手は勿論ハバタクカミとヘイラッシャ。
まず敵としてはこちらのヘイラッシャを潰すために毒を仕込もうとしてくる。

俺が最初にヘイラッシャを出さなかった場合は、トドロクツキの地震をテラスタルキラフロルが受けての毒化粧やキラフロル自身が毒菱を撒くパターンもある。

だが既にヘイラッシャが対面にいるのでキラースピンをするしかないが、司令塔→地震の脅威があり、横にはハバタクカミが居るのでトドロクツキも簡単には動けない。

 故に相手の選択としては守るとニードルガードで様子を見る ということになる。




{1ターン目}


キラフロル→ニードルガード

トドロクツキ→守る


ハバタクカミ→身代わり

ヘイラッシャ→キラフロルに欠伸


<状況>

ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)




Sブーストで凍える風や挑発を採用したサポーター型が横行している中で、

ハバタクカミが分身を作るというイメージはまず無い。

だから当たり前のように皆んな初手で様子見をしてくるが、それこそが悲劇の始まりなのである。




{2ターン目}


キラフロル[テラスタル水]→キラースピン

トドロクツキ→ヘイラッシャと入れ替え


ハバタクカミ→トドロクツキにムーンフォースヘイラッシャ→キラフロルに欠伸


<状況> 

キラフロル⏩️HP残り10割

(眠気状態)

ヘイラッシャ⏩️HP残り7割以上

(持ち物が食べ残しと判明)


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)

ヘイラッシャ⏩️HP残り9.5割以上

(ラムの実を消化)




こちらのヘイラッシャを毒らせるためにキラフロルにテラスタルを切ってキラースピンをしたがラムの実で無効。

ハバタクカミの分身も消えておらず、入れ替えたヘイラッシャがムーンフォースを受けて体力を消耗。

もうこの時点で敵側は相当焦っていたはずだし、欠伸を採用したアタッカーのヘイラッシャも居ることは居るため こちらのヘイラッシャがアタッカーなのかサポーターなのか解りきってないというストレスもあっただろう。

そしてC全振りのムーンフォースを受けても体力がこれだけ残ったということから相手のヘイラッシャが攻撃特化ではなく耐久型だということが判明した。




{3ターン目}


キラフロル[水]→キラースピン

ヘイラッシャ→守る


ハバタクカミ→守る

ヘイラッシャ→ヘイラッシャに欠伸


<状況>

キラフロル⏩️HP残り10割

(眠り状態)

ヘイラッシャ⏩️HP残り7.5割程


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)

ヘイラッシャ⏩️HP残り9割程

(毒状態) 




ここでトドロクツキを送り込むのは無謀すぎる。

となると相手の選択肢は2つ。

キラフロルが眠ることを受け入れてキラースピンを撃つか、キラフロルとシャリタツを入れ替えるか。

俺の中では五分五分だった。

キラースピン2発目でハバタクカミの分身を消しヘイラッシャを毒状態にした上でヘイラッシャがハバタクカミにウェーブタックル

こういう動き方をしてきて、ハバタクカミが亡くなってしまうのは厳しいので安全策を取り守るを使用。

A無振りだとしてもウェーブタックルでCS全振りのハバタクカミは落ちてしまうからな。

この状況でそんな冒険をする必要はなかった。
キラフロルとシャリタツを入れ替えてきた場合のためにヘイラッシャはヘイラッシャに欠伸を使用。




{4ターン目}


キラフロル[水]→シャリタツと入れ替え

ヘイラッシャ→身代わり


ハバタクカミ→キラフロルにムーンフォース

ヘイラッシャ→ヘイラッシャに欠伸


<状況> 

シャリタツ⏩️口の中

ヘイラッシャ⏩️HP残り5.5割程

(分身状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)

ヘイラッシャ⏩️HP残り7.5割以上

(毒状態)




ついにここで相手が決断しシャリタツを投入。
ハバタクカミのムーンフォースは外れ欠伸を避けるためにヘイラッシャは身代わりを選択。

まあ耐久型だと判明した時点で俺の読みはウェーブタックル・ボディプレス・身代わり・守る

だったので欠伸が通らなくなるのは厄介ではあるが想定内だった。

そして身代わりを使われたことでこちらとしても控えから3匹目を投入するタイミングが訪れた。




{5ターン目}


シャリタツ→司令塔

ヘイラッシャ→守る


ハバタクカミ→ヘイラッシャにムーンフォース
ヘイラッシャ→ミミッキュと入れ替え


<状況>

シャリタツ⏩️口の中

ヘイラッシャ⏩️HP残り5.5割程

(分身状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)




身代わりを使い体力が削られているヘイラッシャが守るを使ってくるのは目に見えていた。

そこで俺はミミッキュを召喚。

ムーンフォースで分身を消せるならミミッキュの出番はまだ先だが、耐久型の場合は普通に耐える。

なので耐久ラッシャリに身代わりを使われた時は分身ごと呪ってもらう必要がある。

まあ俺としてはミミッキュに入れ替えた時点で勝利を確信した。




{6ターン目}


シャリタツ→司令塔

ヘイラッシャ→ミミッキュにウェーブタックル


ハバタクカミ→ヘイラッシャにムーンフォース

ミミッキュ→ヘイラッシャに呪い


<状況>

シャリタツ⏩️口の中

ヘイラッシャ⏩️HP残り4割程

(分身状態・呪われ状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)

ミミッキュ⏩️HP残り4割程

(化けの皮が剥がれた)




全ての技が確定するまでは地震の可能性も考えていたがハバタクカミとミミッキュに対してウェーブタックルを撃ってきた時点でもう1つはボディプレスということが殆ど決まり。

さらにはS無振りのミミッキュの方が先に技を撃てたため、相手のヘイラッシャはAにもSにも努力値を振っていない完全なる受けの形。

もうここからは呪われて自滅していくヘイラッシャを眺めながら、残った奴らを丁寧に潰していくだけ。

しかもキラフロルは眠っている。

こちらはテラスタル化すら使わない。



{7ターン目}


シャリタツ→司令塔

ヘイラッシャ→ミミッキュにウェーブタックル


ハバタクカミ→守る

ミミッキュ→守る


<状況>

シャリタツ⏩️口の中

ヘイラッシャ⏩️HP残り2割程

(分身状態・呪われ状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身状態)

ミミッキュ⏩️HP残り4割程




このターンはヘイラッシャが食べたり呪われたりで体力を増やしたり減らしたりしただけ。

本来、相手のパーティは毒を仕込み終えたところに耐久型ラッシャリを君臨させ、身代わりや守るを駆使して自身は食べ残しで体力を回復し、

毒のダメージとボディプレスを併せてこちら側を徐々に消耗させていくという形だが、

呪いの前に食べ残しは無力となり、自ら消滅する時をただ待つしかなくなったヘイラッシャの姿は眺めていて迚も哀れだった。

次のターンで俺はミミッキュとヘイラッシャを入れ替えて敵のヘイラッシャが消え去った後のことに備える。

ハバタクカミは本当にやることが無いので遊びで身代わりを選択しようと思う。




{8ターン目}


シャリタツ→司令塔

ヘイラッシャ→ハバタクカミにウェーブタックル


ハバタクカミ→身代わり

ミミッキュ→ヘイラッシャと入れ替え


<状況>

シャリタツ⏩️HP残り10割

(司令塔が解除された)

ヘイラッシャ⏩️絶命


ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身が無くなった)

ヘイラッシャ⏩️HP残り6.5割程
(毒状態)




相手からしたら万事休すだ。

パオジアンが入っている以上、シャリタツは多分スカーフだろうが、ハバタクカミはSブーストでそれを上回る。

横にトドロクツキを出そうが、絶賛お眠り中のキラフロルを出そうが、どちらにせよ劣勢を極める。

しかもハバタクカミの横には体力が70%近く残っているヘイラッシャが居る。

3体とも体力MAXだが俺だったらここでもう白旗を上げ降参を選択する。



{9ターン目}


シャリタツ→凍える風

トドロクツキ→守る


ハバタクカミ→トドロクツキにムーンフォース
ヘイラッシャ→シャリタツに欠伸


<状況>

シャリタツ⏩️HP残り10割

(眠気状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り6.5割程

(素早さ🔽)

ヘイラッシャ⏩️HP残り4.5割程

(毒状態・素早さ🔽)




凍える風をくらったことでハバタクカミの素早さが通常通りになった。

次のターンでは確実にトドロクツキが殺しにくるのでハバタクカミは守る一択。

ヘイラッシャはトドロクツキの眠気を誘い、相手をさらなる窮地に追い込む。




{10ターン目}


シャリタツ→凍える風

トドロクツキ→ハバタクカミにアクロバット


ハバタクカミ→守る

ヘイラッシャ→トドロクツキに欠伸


<状況>

シャリタツ⏩️HP残り10割

(眠り状態)

トドロクツキ⏩️HP残り10割

(眠気状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り6.5割程

(素早さ🔽)

ヘイラッシャ⏩️HP残り3割程

(毒状態・素早さ🔽)




シャリタツが眠ったのでハバタクカミとトドロクツキの形勢が元通りに。

シャリタツが眠っている間に身代わりを使えばアクロバットも分身が受けるし、トドロクツキも夢の中へ。

このタイミングでヘイラッシャに攻撃してくることは無いので、4匹目のウーラオスと入れ替えてトドメを刺しにかかるという手もあるが、3匹だけで勝つ方がカッコエエから今回はウーラオスの出番はなし。



{11ターン目}


シャリタツ→眠っている

トドロクツキ→キラフロルと入れ替え


ハバタクカミ→身代わり

ヘイラッシャ→眠る


<状況>

シャリタツ⏩️HP残り10割

(眠り状態)

キラフロル⏩️HP残り10割

(眠り状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り4割程

(分身状態・素早さ🔽)

ヘイラッシャ⏩️HP残り10割

(眠り状態・素早さ🔽)




ハバタクカミよりも前にシャリタツがぐうぐうしたのでスカーフが確定。

これであとはもう2匹をムーンフォースで葬り、キラフロルを孤独に晒すだけだ。

シャリタツが目覚めて凍える風を打ってきたとしても分身はびくともしないし、キラフロルは目覚めない。

つまりその次でトドロクツキが守るを使っている間にキラフロルが起きてもハバタクカミの分身を消すだけに過ぎない。

トドロクツキがムーンフォースを受ける未来は確定している。




{12ターン目}


相手が降参を選択






ハバタクカミに再び分身を作られ、じわじわ体力を消耗させていたヘイラッシャに全回復された。

そして自分のポケモンは2匹とも眠っている。
そりゃまあ絶望したことだろう。

1ダメージもくらってないポケモンが3匹残ってる状態で白旗を上げる経験もなかなか無いはず。

月末に22位という順位に居るのだから、相当な実力者ではあるのだろうが相手が悪かったな。
優勝を争ってる者の凄まじさを犇犇と体感したことでしょう。

俺が強すぎた。そんなバトルだった。



~バトル2~


自分(1位)vs相手(48位)


<相手の6匹>

レジエレキ

カイリュー

クレセリア

ガチグマ

オーガポン水

イーユイ




このバトルは苦になるほどではないが少し厄介な相手ではあった。

そもそも欠伸が通らないガチグマと状態異常を治癒するクレセリアが居て、

ヘイラッシャがレジエレキやオーガポンと対面した場合テラスタルを切る可能性が高いが、そうするとガチグマの地面技が入るようになってしまう。

蔦棍棒のためにシャリタツを選ぶかどうかも非常に微妙なラインだし、選出にはけっこう神経を使った。



相手の初手はクレセリアとガチグマだった。

この2匹と対面した時の最初の流れは殆ど同じで攻略法も確立されつつあるのでまあ問題はない。

まずクレセリアがトリックルームで時空を歪めガチグマは守るを使ってくる。

ヘイラッシャがクレセリアの眠気を誘いハバタクカミは分身を作る。

だいたいこの状態から始まり、ここからいかに早くガチグマを落とすかが勝利の鍵になってくる。




{1ターン目}


ガチグマ[テラスタル水]→地震

クレセリア→ヘイラッシャに電磁波


ハバタクカミ→身代わり

ヘイラッシャ→クレセリアに欠伸


<状況>

クレセリア⏩️HP残り10割

(眠気状態)

ハバタクカミ⏩️HP残り7.5割程

(分身が無くなった)


ヘイラッシャ⏩️HP残り6割程

(ラムの実を消化)




これはまさかの展開すぎた。

相手が1ミリも想定していない動き方をしてきた。

ヘイラッシャに4割入ったのでハチマキが確定。

ハバタクカミがSブーストしているので確定はできないがクレセリアもほぼほぼスカーフと確信。

この相手はこんな感じで裏をかきこの順位まで上がってきたのだろう。

俺もダブルこだわり持たせだなんてことは考えるわけもなくマジで意表を突かれた。

だが別にそれは意表を突かれただけで後手に回ることになったわけではない。

むしろ俺のパーティからすれば随分動きやすくなった。



{2ターン目}


ガチグマ[水]→地震

クレセリア→ヘイラッシャに電磁波 


ハバタクカミ→身代わり

ヘイラッシャ→ガチグマに欠伸


<状況>

ガチグマ⏩️HP残り10割

(眠気状態)

クレセリア⏩️HP残り10割

(眠り状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り5割程

(分身が無くなった)

ヘイラッシャ⏩️HP残り2割程

(麻痺状態)




クレセリアをカイリューと入れ替えてくるかなと思ったが敵は眠ることを受け入れた。

体力の面で見たら相当削られているが優勢なのはこちらである。

次のターンも俺のやることは同じでハバタクカミは相変わらず分身を作りヘイラッシャはガチグマに欠伸を撃つ。

ガチグマが眠ることを嫌って入れ替えてくれると好都合なのだが、この展開だと強行してくる可能性が高い。



{3ターン目}


ガチグマ[水]→地震

クレセリア→眠っている


ハバタクカミ→身代わり

ヘイラッシャ→


<状況>

ガチグマ⏩️HP残り10割

(眠り状態)

クレセリア⏩️HP残り10割

(眠り状態)


ハバタクカミ⏩️HP残り2.5割程

(分身が無くなった)

ヘイラッシャ⏩️絶命




ガチグマもまた眠ることと引き換えに地震を撃ちヘイラッシャが倒された。

ハバタクカミも毎度分身を瞬時に解かれ体力も残り僅かだが、敵はどちらも眠っているのでこちらが一気に攻勢していく状況が整った。

さっきのバトルで出番が無く控えでウズウズしていたウーラオス君が漆黒の一撃を叩き込むのだ。



{4ターン目}


ガチグマ[水]→眠っている

クレセリア→眠っている


ハバタクカミ→ガチグマにムーンフォース

ウーラオス[テラスタル悪]→クレセリアに暗黒強打


<状況>

ガチグマ⏩️HP残り4.5割程

クレセリア⏩️絶命


ハバタクカミ⏩️HP残り2.5割程




トリックルームと根性のコンビなら耐久が聢と高いためテラスタル化した暗黒強行でも落とせないし、ムーンフォースが半分以上入ることもない。

だが今回の相手は欺きの耐久度外視パーティなので受けの面では当然脆い。

これで相手が次にガチグマの横に誰を出してくるかだが、現時点でなんとなく逆算した感じだと勝ちは殆ど決まっている。




{5ターン目}


ガチグマ[水]→地震

イーユイ→熱風


ハバタクカミ→守る

ウーラオス[悪]→イーユイにインファイト


<状況> 

ガチグマ⏩️HP残り4.5割程

イーユイ⏩️絶命


ハバタクカミ⏩️HP残り2.5割程

ウーラオス⏩️絶命




俺がこのターンで一番避けなければいけないのはハバタクカミが落ちてしまうこと。

イーユイが熱風を撃ってきてガチグマが起きた場合、分身を出しても意味が無いため守るを選択。

熱風が急所に当たりウーラオスが襷を消化しインファイトをくらったイーユイが襷を消化。
HP残り1になった2匹を目覚めたガチグマが一掃した。




{6ターン目}


ガチグマ[水]→

オーガポン→ハバタクカミに蔦棍棒


ハバタクカミ→ガチグマにムーンフォース

ミミッキュ→オーガポンに呪い


<状況> 

ガチグマ⏩️絶命

オーガポン⏩️HP残り7.5割程

(呪われ状態)


ハバタクカミ⏩️絶命

ミミッキュ⏩️HP残り5割程




これでお互い残り1匹ずつとなった。

基本的な役割は積みポケモンやヘイラッシャを葬ることだが、呪いはこういう場面で活躍することもある。

実際じゃれつく3発で落とすこともできるがオーガポンにはウッドホーンもあるし、命中率90の技は結局んところ10回撃って7回くらいしか当たらない。

なので確実に勝利を手繰り寄せるためには呪いという選択こそ賢明な判断である。




{7ターン目}


オーガポン→ウッドホーン


ミミッキュ→守る


<状況>

オーガポン⏩️HP残り5割程

(呪われ状態)


ミミッキュ⏩️HP残り5割程




次のターンで相手がウッドホーンを撃ってきてもミミッキュは化けの皮で受けるためオーガポンの体力は回復しない。

つまりもう相手からすればミミッキュが守るを覚えていると判った時点で白旗を振る状況に陥ったわけだ。

こちらとしてはもう勝ち確なので態々じゃれつくや影討ちを撃つこともなく無意味な呪いを選択する。



{8ターン目}


オーガポン→ウッドホーン


ミミッキュ→呪い


<状況> 

オーガポン⏩️HP残り2.5割程

(呪われ状態)


ミミッキュ⏩️HP残り4割程

(化けの皮が剥がれた)




次のターンでミミッキュはもちろん守るを使い、オーガポンは4度目の呪いを受ける。

2度目の呪いを受け終えた後にゲージが緑だったため体力が僅かに残るが、こちらには先制技があるので問題ない。

相手はまだ影討ちを見ていないので最後に蔦棍棒を撃とうとしてるのかもしれないが、俺がこのターンを徒銷した時点で恐らく察しているだろう。



{9ターン目}


オーガポン→ウッドホーン


ミミッキュ→守る


<状況>

オーガポン⏩️HP残り0.5割以下

(呪われ状態)


ミミッキュ⏩️HP残り4割程




3回ウッドホーンを撃ったオーガポンだが1度も体力を回復できずに呪われ続け虫の息となった。

相手が降参を選択しなかったので影討ちを以てこの戦いの終止符は打たれる。



{10ターン目}


オーガポン→


ミミッキュ→影討ち


<状況>

オーガポン⏩️絶命


ミミッキュ⏩️HP残り4割程






最後に2匹の一騎討ちとなったが、ミミッキュがターンを無駄使いするという余裕を見せながら堂々と勝ち切った。

バトルの始まりとしてはまさかの展開だったが、なんだかんだいつも通り眠らせながらじわじわ削っていくというこのパーティの十八番戦法でしっかり敵を滅ぼした。

この戦いを経験したことで次から見せ合い
の時にガチグマとクレセリアが居た場合、
少なからず意識はするだろう。

そういう意味でも今回の敵チームは独創性があった。

だが結局は準伝4体に素早さ操作技を使っているわけだし俺のオリジナリティには遠く及ばない。



~バトル3~


自分(1位)vs相手(4位)


<相手の6匹>

イーユイ

トルネロス

ウーラオス

サーフゴー

モロバレル

ハバタクカミ




このバトルは月末の優勝争いがクライマックスの時期に1桁のエスパーダ同士が衝突るという頂上の戦いだった。

ウーラオスは水か悪か問題が常に付きまとい悪相手にシャリタツを選出しても本当に無意味なため慎重に見極める必要があるが、そもそも水型の方が圧倒的に使用されている上に今回の相手はトルネロスとイーユイが入っているため悪型である可能性は殆ど無い。

最後の1匹はモロバレルとサーフゴーの部分においてウーラオスとミミッキュを天秤にかけ悩んだ末にミミッキュを選出した。




相手の初手はウーラオス水とトルネロスだった。

ウーラオスが襷の場合はテラス化せずに水流連打を撃ってくることもあるが、俺としては持ち物がハチマキやスカーフでテラスタルを切ってくれるのが理想的。

1ターン目にハバタクカミを戻すという展開は今までに何パターンもあるが、いきなりヘイラッシャを変えるケースはシャリタツを降臨させる時のみ。

呼び水でウーラオスを無効化しながらハバタクカミはトルネロスにムーンフォースを撃ち相手の振り方を探る。




{1ターン目}


ウーラオス[テラスタル水]→水流連打

トルネロス→追い風


ヘイラッシャ→シャリタツと入れ替え

ハバタクカミ→トルネロスにムーンフォース


<状況>

トルネロス⏩️HP残り5割程


シャリタツ⏩️HP残り10割

(特攻🔼)




追い風をされてもハバタクカミの方が先に動けたのでウーラオスの性格は意地っ張りで持ち物はスカーフではない。

ムーンフォースで半分以上残ったためトルネロスもCS特化ではない耐久型である。

つまり敵の素早さが2倍になっているが、一番最初にハバタクカミが行動できる状態。

入れ替えずにインファイトを撃ってくる可能性も多いにあるので、次のターンでこちらもテラスタルを切り水と格闘どちらも無力化することでウーラオスに絶望を与える。



{2ターン目}


ウーラオス[水]→モロバレルと入れ替え

トルネロス→守る


シャリタツ[テラスタル毒]→濁流

ハバタクカミ→ウーラオスにムーンフォース


<状況> 

モロバレル⏩️HP残り8割程

トルネロス⏩️HP残り5割程


シャリタツ⏩️HP残り10割

(特攻🔼)




濁流が当たらず登場したモロバレルはムーンフォースだけを受けた。

乱数次第では次のムーンフォースでトルネロスを落とせるが耐える可能性が高いため、恐らく怒りの粉ではなく茸の胞子を使ってくる。

モロバレルの持ち物がゴツゴツメットの場合はシャドーボール+流星群で殺せるが、オボンの実であることも考えてシャリタツは挑発を選択する。




{3ターン目}


モロバレル→

トルネロス→木枯らし嵐


シャリタツ[毒]→モロバレルに挑発

ハバタクカミ→トルネロスにムーンフォース


<状況>

モロバレル⏩️HP残り8割程

(挑発され状態)

トルネロス⏩️HP残り1割以下

(特攻🔽)


シャリタツ⏩️HP残り6.5割程

(特攻🔼)

ハバタクカミ⏩️HP残り6.5割程




モロバレルは挑発で茸の胞子が使えず、ムーンフォースの追加効果でトルネロスの特攻が下がった。

次のターンで追い風が終わるのでトルネロスは確実に守るを使ってくるが花粉団子で回復されたりしても厄介だし、濁流は命中が不安なので引き続きムーンフォースを撃ち込む。

シャリタツはモロバレルに流星群を撃って持ち物を明らかにしつつ体力を削りにかかる。




{4ターン目}


モロバレル→ハバタクカミと入れ替え

トルネロス→守る


シャリタツ[毒]→モロバレルに流星群

ハバタクカミ→トルネロスにムーンフォース


<状況>

トルネロス⏩️HP残り1割以下

(特攻🔽)


シャリタツ⏩️HP残り6.5割程

(特攻🔼)

ハバタクカミ⏩️HP残り6.5割程




相手がハバタクカミを登場させたので全4匹が判明。

モロバレルは再生力で全回復。

これで次にハバタクカミがどう動いてくるかだが、恐らくウーラオスにとって邪魔すぎるシャリタツを狙ってくるだろう。

もし持ち物がこだわりメガネだった場合、シャドーボールで殺されてしまうのでシャリタツは守るを使う。

ハバタクカミは落ちてもいい覚悟で攻勢する。



{5ターン目}


ハバタクカミ→シャリタツにシャドーボール

トルネロス→追い風


シャリタツ[毒]→守る

ハバタクカミ→ハバタクカミにシャドーボール


<状況>

ハバタクカミ⏩️HP残り1割以下

トルネロス⏩️HP残り1割以下

(特攻🔽)


シャリタツ⏩️HP残り6.5割程

(特攻🔼)

ハバタクカミ⏩️HP残り6.5割程




もう勝ち筋が見えたので別にハバタクカミを大事にしなくてもいいのだが、まあとりあえず守るを使う。

逆にシャリタツは大事にしなければ負け筋が見えてしまうのでヘイラッシャと入れ替える。

見せ合いの選出時に4匹目をウーラオスとミミッキュで迷っていたが、結果的にミミッキュを選択して正解だった。




{6ターン目}


ハバタクカミ→ハバタクカミにシャドーボール

トルネロス→木枯らし嵐


シャリタツ[毒]→ヘイラッシャと入れ替え

ハバタクカミ→守る


<状況>

ハバタクカミ⏩️HP残り1割以下

トルネロス⏩️HP残り1割以下

(特攻🔽)


ヘイラッシャ⏩️HP残り8.5割程

ハバタクカミ⏩️HP残り6.5割程




次のターンでハバタクカミが殺されるのは全然OKだが、1体も死なずに勝利できる道筋があるので俺はそちらへと歩みを進める。

撃たれたシャドーボールをミミッキュに受けてもらいヘイラッシャはアクアブレイクでハバタクカミの息の根を止める。



{7ターン目}


ハバタクカミ→ハバタクカミにシャドーボール
トルネロス→木枯らし嵐


ヘイラッシャ→ハバタクカミにアクアブレイク
ハバタクカミ→ミミッキュと入れ替え


<状況>

ハバタクカミ⏩️絶命

トルネロス⏩️HP残り1割以下

(特攻🔽)


ヘイラッシャ⏩️HP残り7割以上

(素早さ🔽)

ミミッキュ⏩️HP残り6.5割程

(化けの皮が剥がれた)




これで次に相手がトルネロスの横にどちらを出してこようがもはや関係ない。

モロバレルによってこちらの2匹が眠らされることはないし、ウーラオスだった場合はシャリタツを再び降臨させるだけ。

まあ相手はミミッキュがゴーグルをつけてることを知らないのでまだ勝機はあると思っているのだろう。




{8ターン目}


ウーラオス[水]→ヘイラッシャにインファイト
トルネロス→モロバレルと入れ替え


ヘイラッシャ→シャリタツと入れ替え

ミミッキュ→トルネロスに影討ち


<状況>

ウーラオス⏩️HP残り10割

(防御🔽特防🔽)

モロバレル⏩️HP残り8.5割程

(持ち物がゴツゴツメットと判明)


シャリタツ⏩️HP残り5.5割程

(オボンの実を消化)

ミミッキュ⏩️HP残り5割以下




ウーラオスの持ち物はスカーフでないと確定していた上にインファイトの入り方でハチマキでないことも決まった。

襷を持っているとなると守るを覚えているが守るを使うとその間にモロバレルが挑発されてしまうため確実に攻勢してくる。

そしてウーラオスにダメージを入れないためにモロバレルは怒りの粉をしてくるがミミッキュはそれを無視する。




{9ターン目}


ウーラオス[水]→シャリタツにインファイト

モロバレル→怒りの粉


シャリタツ[毒]→濁流

ミミッキュ→ウーラオスにじゃれつく


<状況>

ウーラオス⏩️絶命

モロバレル⏩️HP残り8.5割程


シャリタツ⏩️HP残り2割程

ミミッキュ⏩️HP残り5割以下




再びモロバレルに濁流があたらずウーラオスのみに命中。

ギリギリの戦いならば挑発で茸の胞子を防ぎにかかるがここでシャリタツが眠らされようが戦況に何ら動きはないので余裕を持って攻撃技を選択。

残ったトルネロスは影討ちの前にもう身動きがとれないし、モロバレルも無力。

クアトロエスパーダ万事休す。



{10ターン目}


相手が降参を選択 






戦っていて一番楽しいのはギリギリの内容になること。

バトル2も結局は少し余裕があったわけで、本当は一切の遊びが無い中のスレスレで勝利するのが理想的で最高に悦である。

圧勝は張りが無くてワクワクしない。

この対決は頂上決戦だっただけに痺れる展開になることを期待したが、実力差がありすぎて1匹も殺されないという一方的な勝ち方をしてしまった。

まあでもこれが長年に渡りプリメーラを背負い続けてきた者の強さってことだ。



こんな感じで俺はこのパーティを駆使して頂点に坐している。

基本戦術を記したところで次は"初見ではない相手"つまりこちらのヘイラッシャがアタッカーではないことやシャリタツの呼び水を把握しているトレーナーとぶつかった時の立ち回り方や、このチームが劣勢になり追い込まれるのはどんな時なのかを書いていこうと思ったが、、、

1日中戦い続けた上に大量の文字打ちをしてさすがに睡魔に襲われている。

なのでこれらについてはまた日を改めて投稿することにしよう。





ふと思い出したが何事も始めの一歩は初々しくて可愛いもんだよな。

俺が初めてポケットモンスターをプレイしたのは小学生の時──

少ない小遣いをコツコツと貯めて金を買った。
ワニノコがとても愛くるしくて旅のおともに選んだ。

旅の序盤で野生のイトマルを倒し終えると画面が切り替わり、


おや...ワニノコのようすが?


ポケモンが進化することや進化の演出なんか何も知らなかった俺は毒針を撃たれて毒っていたワニノコが死んでしまうと思い大泣きしながら母親の胸に飛び込んだ。

ゲームに詳しくない母親も何が何だか解らず泣きじゃくる俺をただ慰めるだけ。


涙が枯れた俺がゲーム機の前に戻ると手持ちにはかっこよくなったアリゲイツがいた。

今振り返るとマジで笑える話だが、当時の幼い俺は本当に大切に育てたワニノコがいなくなってしまうと思っていた。

今や40万人がプレイするオンラインバトルの頂点に居る俺も始まりはそんな感じだった。


何事も始めの一歩ってのは初々しくて可愛いもんだよな。


AVだってデビュー作品に限るだろう?