深呼吸のおかげ?

パニックだった気持ちは穏やかだった。

もう一度だけ深呼吸しておこう。

しかし、なんだか……喉が痛い。喉が渇いた。

そう思っていた時に薄暗い中に部屋の光景が見えた。

 

脚元に圧縮マッサージ機が装着されてるらしい。

圧迫と空気抜きを繰り返す『プシューーーッ』の音がする。

 

終わったんだな…。

それじゃ、もう深呼吸しなくったってイイじゃん

麻酔の恐怖とはオサラバだぜ『ィェ~ィ☆』

 

が。

 

まず点滴した左腕を確認!右腕も確認!

よし!動く!寝返り!は、『ぅぅ…』少し無理があるようだ……。

腕だけを動かそう。

背中周りを肩方面から・腰回りから異物を確認!

手が届いてないだけかもしれない。と、

寝ながら身体を左右に移動&ベッドにスリスリ!異物感、無い!

 

麻酔前に聞いた管のことを思い出したのだ。

身体から飛び出るゴムホースの『ぷらっ』『ぷらっ』

どの位の長さなのか確認しておかないと!

だって身体のアチコチに管を通すって言っていたもん!

 

 

しかし。

当然ながらゴムホースが身体からプラプラする事なんぞ、なく。

 

 

良かった。

麻酔しないで手術終わったんだ。 (← そんなバカな)

 

安心したら再び睡魔が来たので一眠り。

 

ウトウト…してると「終わりましたよー!」看護師さんが起こしに来た。

終わったのは知ってるんだけど。さっき起きたもん。

看護師さん居るなら丁度いい。

近くにペットボトルを準備してあるんで取って貰えます?

しばらく我慢してくださーい。

 

あららら。飲んじゃダメなの?んじゃ、我慢するしかないか…。

喉が渇いてるけど、それ以上に眠たいし。

ま、いっか。

少し離れた場所からカカ様の「ありがとうございました」の声がした。

看護師さんとの会話も微かに聞こえる。

あの口調は……帰る気マンマン風味……。

それは正解で。会話が終わると同時にカーテンが開いた。

『帰るね!』と。

喉が渇いてて声は出せず。手だけで『バイバーイ』した。

 

眠気って喉の渇きに勝つらしい。

私の場合、術後に飲み物許可が出るまで眠りとウトウト…続けていた。

なので苦痛を感じる事はなかった。

 

一人でWCもOKになった時。

どんどん動いてくださいねー。とも言われたし。

手術前に密かに思っていたこと。やってみた。

 

それは何か?

簡単である。体重を測っておいたのだ。

手術前と手術後。体重の差で筋腫の重さが分かるかな?と。

 

筋腫の手術した方々の経験を聞くと殆どの方が手術後に「見せて貰った」と言う。

しかし。私は見せて貰ってない。ここの病院は、それはないらしい。

さて、どうだろう?

 

差額「4.2kg」

 

 

なるほど。たしかに “超”巨大子宮筋腫だゎ……。