ずっと
観に行きた〜い
と思っていた
生徒さんの公演。
先月にやっと、
演じるお姿を
拝見してまいりました
(結構経ってますね)
読売文化センターで
行っている講座
「はじめての
バレエ・ダンス」の
受講生Tさんが
出演されたお芝居です。
公演がある際は
毎回ご案内をいただいて
いたのですが、
なかなか日程が合わず
行けていなくて…
Tさんからは、
「先生、お忙しいから
お気になさらないでください
素人の集まりなので」
と、
仰ってくださってましたが、、、
舞台を観るのは
宝塚だけでなく
小劇場から
商業演劇まで
た〜くさん観てきて
10代の頃から大好き!
学生の頃は演劇部で
専門学校時代も
演劇科ミュージカルコース
出身ですので
めちゃめちゃ興味津々
知っている方、
しかも生徒さんが
出演するものなら
それは観たいでしょう
今回は、
劇場が日本橋公会堂
というところで、
人形町や水天宮の駅から
近い場所だったんですね。
行ったことがないけれど
興味のある場所ではあって、
こんなきっかけでもなければ、
訪れることなんてないかも
そんな気持ちも
後押しとなり、
せっかくなら
と、
ちょっとした旅行気分を
味わってみることにして
観に行く日を確保しました
(こちらについては後程)
Tさんがお芝居を
始められたのは、
「diamond-z配給芝居」
というユニットを作り、
定期的に公演を行っていて
今回が9回目。
他にも、
ユニットの中で
女性だけで公演を
行ったりと
精力的に活動をされて
いらっしゃるんです。
(素晴らしい)
素人さんの集まりと
伺ってましたが、、、
いえいえ
シニアからとはいえ、
さすが文学座で学ばれた方々。
そして、
定期的に舞台に
立たれてきただけあって、
経験をしっかりと
積み上げられていて、
皆さん
と〜っても見応えのある
素晴らしい演技
もう、
劇中の人物以外には
考えられないくらい
役柄にハマっていて、
気付いたら
作品の世界に
入り込んでおりました。
題材としては非常に重い
いじめによる
女子高校生の自殺、
同級生である
加害者数人の
親達の責任をめぐる
人間模様が描かれた作品で、
「親の顔が見たい」
という演目。
本当にあったお話し(事件)が
元になっていたことを
終演後に知り
いじめの内容が
あまりに酷かったので
最初から知らなくて
良かったかも…
地位、名誉、職業、
回りからの評判など
外堀にこだわる
加害者の親となった
親御さん達の
身勝手な言動を
腹立たしく思いながら、、、
ふと、
自分が
加害者側の親の立場だったら…
とか、
被害者側の親の立場だったら…
など、、、
様々な考えを巡らせながら
真剣に見入ってしまいました。
人間て、、、
あまりにも
受け入れがたい物事を
突然つき付けられた時、
抵抗が湧いてくるもの
自分は悪くないという
強く否定的が感情も
この劇中でも、
自分の子供は悪くない!
自殺した子に問題があった!
その親も親だから!
などのやり取りが
激しいく
学校側や親同士で
繰り広げられ
子供達の将来のため
公にはせず、
内密にしておこうと、、、
ですが、
最終的には
抗えない証拠を
目の当たりにし、
加害者側となった親も
自分の子供が
イジメをしていたということを
事実として
受け入れざるを得なくなり、
徐々に、徐々に、
高ぶっていた感情が静まり
現実を受け入れて
いくんですね。
その光景を
客観的に眺めながら、、、
どんな状況下にあっても、
その物事と
正面から向き合うことでしか
前進していける
方法はないんだと。。。
誰かのせいにしたり
物事のせいにしたり
何かで気持ちを
ごまかしたりしても
根本的な解決にはならない
「本当に大切なもの」って?
ということに
改めて気持ちを向ける
貴重な時間となりました。
何より真摯に
お芝居に取り組まれている
姿勢が伝わってきて
Tさん、diamond-z配給芝居の
皆さんから
エネルギーをいただき
心から拍手拍手
題材は重かったのに、
帰りは
とっても清々しい気持ち
だったのが不思議?
最後、
それぞれの家族が
この事と向き合っていこう
そういう
覚悟のようなものが
みえたから
スッキリした気持ちに
なれたのかも知れません。
終演後
Tさんにロビーで
直接、感激をお伝えして
劇場を後にしまして、
ここからは
ちょっと旅行気分を…
実は
前から目をつけていた
ホテルがあって、
時間を気にせず
人形町界隈を巡り
いつもと違う日を
楽しんでみようと、
泊まってみることに
行ってみたかった
お煎餅屋さんや
お目当てのどら焼きの
お店を見つけたりと
道に迷いながら
慣れない街を散策し
お買い物も
ホテルは
コンパクトで
リーズナブルなお値段
ですが、
女性好みの
お洒落で清潔感のある客室で、
景色も
奥〜の方にあるのが羽田空港↓