今日は、ひょんなことから福島県の白河市に来ております。福島だけど、初めて来ました。早速紅葉が半端ないです。



なんと、福島県高等学校演劇コンクールの審査員としてお招きいただきました。

遡ること、25年くらいかな〜。

いわき光洋高校の演劇部に入っていた僕は、その当時仲間内でやっている部活に少し違和感を感じて、連盟に入って外を見たいと、顧問の先生に訴えて、三年かがりで僕が3年になった年に連盟に入る事ができて、コンクールの地区大会に出場し、それまで視聴覚室でやっていた舞台を、劇場という空間でやる事が出来た。

そのステージから見た景色は今も鮮明に覚えていて、他校の面々がこやつら何もんじゃという空間をヒシヒシと感じながら演じた(被害妄想)

その頃から笑いが大好きだったから、笑いがたくさん入った戯曲を選びやってみたら、めちゃくちゃウケた。(記憶はいい方に覚えてる)

でも、審査員の先生には厳しい言葉をもらったと思う。でも、初めて自分達を何も知らない人達の前で芝居をしてもらった反応の感覚と、自分達が何も知らない高校の舞台を見た経験が、間違いなく今に繋がっていて、舞台とか芝居の広がりを肌で感じた経験でした。そこから、時を経て審査をする立場にさせてもらって、今の福島に生きる高校生達の芝居を目の当たりにして、続けて良かったと心から思える体験をさせてもらってます。

あの頃の初々しい気持ちが、みんなの芝居を見てると思い出してそれだけで、なんかじわーっときてしまいます。

明後日まで、上演は続きます。

一校一校の青春の輝きを一瞬たりとも逃さず拝見させていただきます。