とある日、ブループリントの同級生アツシに行かない?と誘われた。

ASKAのライブ


生まれて初めてファンになった。私の推しがチャゲアスだ。小遣いを貯めてスーパーベスト2をトムトムのCDショップで買った時の事は鮮明に覚えているし、部屋中に電気屋さんからもらったポスター貼りまくっていた。

ライブビデオも擦り切れるくらいマジで見てた。画面を見ながらギターを弾く姿を真似してたから、パントマイムでやる時は左利きの持ち方になってしまった。小学生なのにスラックスを履きたがってたし、やたら長袖Tシャツが好きだった。もちろんハットとサングラス🕶も好きだ。ロングコートも。

あれは小学生かな、隣のお姉さんがファンクラブで一緒にライブに連れてってくれたおかげで、生でチャゲとアスカに会うことが出来た。

ひとつひとつ大人になるに連れ、好きなものも増えサザン、ミスチルが対等してゆき、いつしかそればかりの時期もあったが、やっぱりカラオケで歌うし、歌詞を見ずに歌えるのはチャゲアスだけだ。


会場は、そんな人達で溢れていた。


時が経つのはあっという間で、あれから30年近くだろうか、ソロではあるけど、私もそんな人達に紛れることが出来た。


オープニングからヤバかった。完全にアスカの世界にトリップです。

もちろん、離れてたから知らない曲もあるけど、変わらぬ声と姿と、パフォーマンスは健在でビデオの部屋で1人、テレビの中の2人に憧れマネしていた少年が蘇り、大興奮がとまらなかった。

そして、ちゃんと我々古参を喜ばせるあんな曲やあんな曲も歌いあげてくれて、その度に号泣。

あああ、言いたい。けど、野暮ってもんで。

そして、何よりBiSHの時にも感じだが、本来のライブが帰ってきました。行くなら見るなら、今です。