ブルプリのプロジェクトが再始動したのは、5月中旬です。そこから、ゲストは入れずにメンバーだけでという事で、8人で今回のブルプリはスタートしました。
JUNさん、タツオさん、クニさん、大関、トモくん、アツシ、前田くん、カズマくん、新たに正式にメンバーになったイルカ野原 、ノスケ、そして、自分。
ブルプリには、11人のメンバーがいます。
クニさんと、関さんは、裏方にまわる形で参加。そして、アッくんはもともと決まっていた他の舞台があった為に、不参加。ということで、今回表舞台にたつのは8人ということになりました。
そこから台本を書き始めました。

台本の初稿が出来たのが、6月27日
で、顔合わせをして、稽古を進めながら足りないところやギャグやその他諸々を付け加えて、2稿、3稿と積み重ねてきました。そして、急遽作ったビジュアルも完成しました。

8人で、いいバランスでしょ。そして、先週。
メンバーのアツシが出演予定だった舞台が中止になってしまいました。公になっていることなので正直に言います。出演者がコロナになってしまったということでした。そのカンパニーは、尊敬するダンサーさんや先輩役者さんも出演している舞台で、ダンスありミュージカルありでブルプリの先輩集団でもあります。細部に至るまで、対策をとって励んでいたのは聞いていたので、本当に残念でした。僕も初日に拝見しようと思っていたので、その知らせをアッくんから聞いた時には本当に驚きました。そして、もちろん、アッくんも検査を受けにいきました。結果、アッくんは陰性でした。ずっと連絡は取り合っていたので、アッくんからの知らせでひとまずホッとしました。そして、アッくんが、気持ちを言ってくれました。

ブルプリに出たい。

僕も、劇団の公演が途中延期になってしまってり、予定していた演目も中止になってしまったりと、この状況の中での致し方ない事情と、その悔しい思いは痛いほどわかります。表現者として積み上げてきたものが崩れてしまうのは本当にやるせないです。だからこそ、アッくんに言いました。
お世話になった各方面の方々の承諾と、ブルプリに参加してもいつ中止になるかは本当に分からないそれでもよかったら、やろうよ。って。
仲間なので。
仲間の表現したい気持ちが途切れてしまうことの方が、きっと何より深刻な問題だと思って、やろうと言いました。間違っているかもしれませんが、しっかり検査した上で、結果が出て大丈夫と言われたんだからやるしかない。というわけで、トリストーリーにアッくんが参戦します。
ブルプリ1の飛び道具がやってきます。

慎重に、丁寧に、気をつけて、ハジける仲間が1人増えました。
あまりに急でビジュアルは間に合わなかったけど、そんなことより、仲間が加わることが何よりの活力です。ブルプリ初日から千秋楽までを信じて。