自転車でもって、元気に走っていた38歳。

道路に横たわるスズメを発見。最初通り過ぎたのですが少し動いたかな?!と思い自転車を止めてスズメのところまで戻ってよく見るとやはり亡骸でした。
結構、車通りの激しいところ。
このままだと車に轢かれるか、まぁ、亡骸になってしまったのもきっと車なんだろうけど、もしくは同じ鳥、例えば烏などに食べられたり、他の誰かのエネルギーになるならいいけどでも、いつタイヤに潰されてもおかしくない状態だったので、この行為が正しいかは置いといて、いたたまれなくなった僕は持っていたビニール袋に亡骸をそっと閉まった。
そのままゴミ箱に入れるのもなんか違う。ゴミ箱もないし、そもそもゴミじゃないし。生き物は土に還る。
どこかの公園に埋めてあげよう。この行為が正しいかは本当に分からないけど、でもなんか最近鳥ばかり見てたので、鳥愛着がそうさせたのかもしれない。袋に入れたスズメを持って近くを自転車でもって走る。でも良き公園が見当たらず、近くを流れる目黒川の川沿いに花壇があったので、そこに埋めることにした。幸いにも土が柔らかくて手で掘れる。違う袋を使い穴を掘り、スズメをその中に。上から土を被せて、軽くその土を叩き、立って掌を合わせて、安らかにお眠り下さいと心の中で囁き目を開けると、目線にとある物が!!!!!
動くに何かに本能で身震いをしながら飛び跳ねた!
やべ、スズメを土に埋めた途端、飛べた。
そんなことどうでもいい。僕から1メートルも離れてないところの蔦が絡みつく柵に絡みつきながら動くそれは、なんと。


ヘビ。


大都会のど真ん中を流れる目黒川に蔦に紛れて生きるヌシ。

ヘビ自体、見るの久しぶりだけど、こんな都会をいるんだね。こぇーーよ。

何も知らずそこを歩いてるOLさん!
何も知らずアイコス吸ってるおじさん!

ヘビですよ〜。

スズメを埋めて、ヘビを見る。

なんかありそう。