ぎっくり腰 や 寝違え といった
急性症状の 原因 となる
異常パニック反射「ストレイン」について
お話しました。
( ※ 参照 : https://ameblo.jp/k-osteopathyroom/entry-12375984740.html )
このストレインという現象は厄介なもので、
ギックリ腰 や寝違え の大半には
原因 としてこの現象が起こっているものです。
ただ、
当然ながら、このストレインだけが
急性症状の 原因 の全てという訳ではありません。
急性症状 というものは
いくつもの 原因 パターンがあり、
それらが複合して引き起こされるというのが
実際のところです。
ということは当然、
それらの 原因 をちゃんと知っておかなければ、
改善 することも予防することもできない
ということですね。
ですので、
今日は急性症状の最もメジャーなものである
「 ぎっくり腰 」について、
きちんと解説をしてみたいと思います。
多くの人が間違えてしまっているのですが、
ギックリ腰 という名称は
寝違え と同様に俗語であり、
正式な医学用語ではありません。
「自分はまだ歩けるから
ぎっくり腰 じゃないでしょ?」
「 原因 に心当たりがないから
ギックリ腰 じゃないと思うよ?」
「重いものを持って痛めたわけじゃないから
ぎっくり腰 とは違うと思うけど・・・」
「グキっと音がしてないから
ギックリ腰 じゃないよね?」
ということを言っている方は結構多いのですが
・・・・
・・・・残念!
全てハズレです
原因 は何にせよ、
「急に現れた 急性腰痛 」の事を全て引っ括めて、
一般的に ぎっくり腰 と呼んでいるのです。
きっかけは色々ですが、
「軽くかがんだ拍子に」とか、
「軽い物を持った拍子に」とか、
「振り向いて腰を捻った拍子に」といった、
ほんのちょっとした事がきっかけとなって
起こることが多いようです。
ギックリ腰 には、
タイプとしては大別すると、
1:筋肉性のもの
3:内臓性のもの
があります。
詳しく見ていくと…
1:筋肉性の ぎっくり腰
これはまさに、
「ストレイン」の状態が主な 原因 の1つに
なるものです。
よくあるパターンとしては、
しばらくの間しゃがんで作業をしていた後、
立ち上がった途端にピキッと痛みが出て、
そのまま動けなくなったという形です。
しゃがんでいる事で身体の前側の筋肉
(特に深部の腹筋群など)が縮んでいる状態から、
立ち上がる事でそれが急に伸ばされる事となり、
その瞬間に筋肉の「異常パニック反射状態」
であるストレインが起こり、それが 原因 となって
筋肉の緊張にロックがかかってしまうのです。
痛みが現れたのは後側だけど、
原因 は前側にある!というパターンの典型です。
筋肉のトラブルが 原因 で、
ギックリ腰 が起こるというパターンですね。
2:関節性のぎっくり腰
腰椎というのは5個の骨で構成されています。
例えば、
腰椎に「10」の力が掛かったとしたら、
1つの骨が「2」ずつの負担をまかない、
5個の骨が均等に分散するようになっています。
これが、
何かしらの 原因 でこのうちの1~2つが
固まってしまうと、
その「固まって動きをサボっている骨」の分を、
「ちゃんと動く残りの骨」が担当しなければ
いけなくなり、
そこに負担が集中してしまうことになります。
そのため、
そこの関節は「動き過ぎのルーズな状態」になり、
限界を超えた時にグキッと 捻挫 を
してしまうのです。
もしくは、
そのルーズな状態を支えている周りの筋肉を
痛める事になります。
関節が不安定なルーズな状態に
なっているのですから、
痛めるのに大きな力は必要ないんですね。
「ちょっとねじった拍子に」とか、
「ちょっとかがんだ拍子に」程度のきっかけで、
ギックリ腰 を引き起こすには充分なのです。
(ルーズになって痛んでしまうのは、
第4・5腰椎などの下部が多いようです。)
このように、
「腰椎の 捻挫 」が引き起こされたり、
固まって動かなくなった部分の痛みが
発生するのが、
関節性の ぎっくり腰 です。
上記2つの ギックリ腰 については、
一般的にもよく認識されていると思います。
「まぁ、筋肉か関節の問題なんだろうね〜。」
というのは、
一般の素人の方々でも充分想像はつきますよね。
ただ、
パターンとして意外に多く起こるのが、
3つ目の「内臓性の ぎっくり腰 」です。
腰痛と内臓・・・・?
ん・・・・?
???
・・・・ですよね(笑)
確かに、
この部分は、一般的にはほとんど知られていない
要素だと思います。
ただ、
実際は数多く起こっているんです!
内臓性の ギックリ腰 !
来週火曜日更新予定の次回では、
この「内臓性の ぎっくり腰 」について
お話してみたいと思います。
ぜひ読んでみて下さいね!
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