記録より記憶に残る男 | 音楽業界の裏側で無謀に働く、凡人のブログ

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週刊 KONDAYという名の下、週に1度は更新したいと思います。

この時期のプロ野球はストーブリーグ。
移籍があり新加入があり、そして引退をする者も。


一人の男がユニフォームを脱いだ。


黒木知宏。


5年連続2桁勝利。
ロッテの絶対的エース。球界のエース。
チームの為に、ファンの為に投げ続けた代償は大きかった。
最後の5年間はほとんど投げられなかった。
剛速球があるわけでもない、特別な変化球があるわけでもない。
でも、誰よりも魂の込められた球を投げていた。

投げる時には常に叫んでいた。
それはスタンドまで聞こえてくる。

1億8000万円あった年俸は1500万円まで下がった。
投げてないからと、ダウンした年俸から1000万円返した事もあった。


故障明けからの復活、2005年今年初めての登板の時、
僕は千葉マリンへ走った。
野球を知らない。って言うか興味ない当時の彼女を無理やり連れてって。
満員のスタジアム。
9割以上がロッテファン。みんな彼の復活を待ちわびた。

勝利投手になった。
試合終了後、オーロラビジョンには彼の復活までのドキュメンタリーが流れた。
試合が終わって1時間近く経った。
ほとんどみんな席を立とうとしなかった。
これだけ影響力のある人はなかなかいないよ。


 一番の思い出には、勝利目前の九回二死から同点弾を浴びた
 98年7月7日のオリックス戦を挙げる。
 これでチームは17連敗を喫し、連敗はプロ野球記録の18まで伸びた。
 「財産にしないといけない経験。野球のすばらしさ、怖さを伝えたい」。
 今後は解説者として活動することが濃厚。
 魂のエース、ジョニー黒木が新たな一歩を踏み出す。


俺もこの日から黒木を好きになった。
この日のロッテの横断幕には
「俺たちがついている」
というメッセージがあった。
ロッテファンすげーと思った。
俺もロッテファンになった。


彼のいなくなったロッテは何か寂しい。
ZARDが亡くなった時よりショーック。
でも僕は彼の魂を受け継いでいます。

来週の金曜は…
http://www.knt.co.jp/branch/0286/kuroki/index.html

なんでジョニーかって?
それは直接聞いておくんなまし!


ロッテ・黒木、涙の引退…現役続行希望も他球団オファーなし
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=361301&media_id=42