カルチャーショッキングツアー | 音楽業界の裏側で無謀に働く、凡人のブログ

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週刊 KONDAYという名の下、週に1度は更新したいと思います。

2月15日、日曜日。
昨日までの間、僕は未開拓の地である韓国と大阪に行った。
まずは成田から海外へ飛び立った。
行き先は日本から最も近い国・韓国の釜山。


目的?


もちろん、ビジネスさ。

そしてビデオカメラと、初めての韓国語会話の本を片手に。
予約したのは航空券だけ。ツアーなんて邪道さ。

とかなんとか言いながら、
実は向こうに友達がいます。


今回は一人旅。
知ってる韓国語は6つぐらい。
あまりにも無謀すぎた。
韓国は多少の日本語が通じるという期待は
飛行機に乗った時点で崩れ去った。
釜山はあまり通じない。
スッチーもほぼ英語。
なんとかなると思ったが、なんともならなかった…。

飛行機の中で早速、出会いがあった。
隣には後輩に似てる女の子。
僕は真ん中、反対には中国人っぽいおっちゃん。
さて、このチャンスをどう生かそうか。

機内で旅行カードが配られた。
何かあった時の為に個人情報を記入するのだ。
韓国語と英語で書いてある。

秘儀「わからないところは聞こう」作戦決行。
隣にいた女の子に聞く。

…英語で返って来た。
しまった、日本人だと思ったら韓国人だった。

やっべぇ、半分もわからねぇ…。
あー、駅前留学しとけばよかった。

四位ばりの英語とジェスチャーと紙とペンでなんとか会話をする俺。
心優しき彼女は(嫌々ながらも)相手をしてくれた。
お礼に日本語を少し教えてあげた。
3回くらい復唱するだけで、あっさり覚える。
すげぇ…頭の構造が違うわ…
暗記パンでも食べてるのでしょうか?

どうやら、ロスの大学に留学してるそうで
卒業式まで休みだから少しの間、国に帰るそうな(たぶん)。
なんでも、ロスから韓国に直行すると高いので
日本経由で帰ると大分安いらしい。

ふーん、学生さんなんだぁ。そうかそうか。
と、年齢を聞かれたので、26と答えたら彼女は29だった。
その瞬間、彼女は少し上から目線、僕は下から目線になった。

あとあと分かったのだが
韓国では太陰暦制度・数え年なので、日本より年齢が2つ上がるらしい。

途中、彼女は機内でお土産を購入。
お酒を2本、〆て250$。
恩師である大学の教授に贈るそうだ。
俺なんて空港で買った草加せんべいと日本酒(計3000円)なのに…

おまけに、ロスで一人暮らしをしてて
大学に通うのにHONDAのアコードで通学してるらしい。
なんというお金持ちのお嬢様…
僕はいろんな意味でカルチャーショックを受けた。
世界って広いっすねー!


束の間の楽しみもあっという間に過ぎ、空港に到着した。
辺り一面ハングル語がいっぱい。
ビザ不要の韓国。さすがに通関は早かった。
そして僕らは別々の道を歩く。


次号、「ピンクに光る噂のhair salonに潜入」に続く。

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