本日は田中圭MOBILEでご用意いただいたセンターブロックの前方席だったので、演者の表情を子細に見ることができました。
ただ、演者が左右の端に分かれてしまうと、両者を同時に視覚に収められないという難点がありました。
初見だったら動的なメアリー2(富山えり子)に目が行ったと思うのですが、タナカー的には絶対見逃せないシーンだったので、ジョン・ケイン(田中圭)に注目してしまいました。
2日前に開催された世田谷パブリックシアター劇場ツアーで白井晃さんが照明の話をしてくださったので、今まで意識していなかった蛍光灯のチカチカにも気づくことができました。
やはり舞台は生もので、一期一会だなと強く思ったのはラストシーン。
図らずもジョンの髪に付いてしまった紙屑を、メアリー(奈緒)がそっと取ってあげたのですが、その時の優しい微笑みたるや・・・それはそれは美しいシーンでした。