春田、牧と結婚式への“温度差”感じマリッジブルーに『おっさんずラブ』#おっさんずラブ #おっさんずラブリターンズ @ossans_love https://t.co/NOimOX3eZs pic.twitter.com/smCWoLuAeU
— マイナビニュース・エンタメ【公式】 (@mn_enta) February 8, 2024
今回はやり過ぎ行き過ぎのドタバタが無く、物語世界に入って行ける回でした。
まず何と言っても楽しみだったのが、六道菊之助(三浦翔平)に頼まれて真崎秋斗(田中圭)のふりをする春田創一(田中圭)。
声色変えても仕草がはるたんだから、和泉幸(井浦新)を騙せるはずもなく、一目散に逃げる姿がはるたん以外の何者でもなくめっちゃ可愛いかったー!
ところで結婚式の打合せのために春田が牧凌太(林遣都)を待ってる場所で巨大な「圭」に見える光は船みたいなんだけど、この効果を狙ってロケ地に選んだのか、それとも偶然なのかちょっと知りたいと思っています。
それはともかく、今回は感動的な場面いろいろありました。
まずは、荒井鉄平(児嶋一哉)が春田の悩みにアドバイスするところ。
いつもはふざけたやり取りしかしていないけど、一人っ子の春田にとって、幼なじみの頼りになるお兄ちゃんが傍にいてくれて良かったなと思いました。
頼りになると言えば、何と言っても栗林歌麻呂(金子大地)よ
あの宇宙人社員がこんなにも頼もしい社員に成長するなんて
もともと売上げは良かったから能力はあったんだろうけど、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)の指導があり、春田のフォローを見習い、蝶子(大塚寧々)に相応しい男になろうと努力した結果なんだろうな・・・でも、「後輩くん」の名前を憶えていないのが玉に瑕。
以前、「はるた」の名前をずっと下の名前と勘違いしていたこともあったから、そこは変わらず(笑)
牧がプレゼン資料ができていないと言った時のマロの倒れ方が個人的にツボ。
そしてマロが牧に武蔵の如く「行けー!」と命じたシーンから以降がもう最高!
そうそう、武蔵が春田と牧の結婚式に口を出し過ぎということについては全く異論はございませんが、春田はこれが決定ではないと言っていましたし、牧も遅刻しながらも式場にタキシードの試着に来られたわけで、変更は可能だったはずなので、これは牧も同意したと考えてよいと思っています。
ここで勝手に考察。
牧はもともと人前でケーキ入刀とかキスとか恥ずかしいから結婚式はしたくないと言っていた。
でも、春田が望んでいるならと考えを改めた。
仮にファーストバイトが結婚式の基本プランに入っていたら、春田が楽しみにしているであろうファーストバイトを削りたいと牧は言い出せなかったと思う。
しかし、図らずも武蔵が削ってくれた。
それを復活させようとは思わなかった。
結果、たけのこの里ときのこの山で2人だけの可愛いファーストバイトが見られて私得でした
もう1つは難題ではありますが、何故ウェルカムボードを自分たちで作ることを選んだのか?
忙しいから家政夫を週3で頼んでいて、さらに結婚式の打ち合わせに行けないほど忙しいプロジェクトがあるなら、自作する時間が取れないことは牧自身が誰よりも分かっていたはず。
そのことを説明すれば、それでも自分たちで作りたいと春田が言い張るとも思えません。
でも牧はその変更を言い出さなかった。
それは何故か?
春田には過去に武蔵との結婚未遂があり、その際に春田がウェルカムボードを自作していた。
牧は春田と2人でウェルカムボード作ることでその過去を払拭したかったのではないか?
・・・私はそんな風に解釈してみました。
結果、最高の私得シーンとなりました。
想い出の写真を見て当時を回想し、笑顔から泣き顔に変わり嗚咽する春田。
気づいたら私も共に涙を零していました。
音楽の使い方がまた素晴らしい!
『Revival』から『春』、そして『Lovin' Song』
しかも、春田と牧が足を一歩踏み出す瞬間に合わせる演出。
ここでセリフ入れずに歌で通すことで、あの神々しいキスシーンの美しさが際立ったと思います。
(仮に誓いの言葉を入れると、その後の誓いのキスで神父が退くのは不自然で、春田と牧の間に神父が立ったままの構図になっていたと思います)
結婚=ゴールではないので、結婚式を最終回に持ってこなかったのも良かった点だと思います。
武川政宗(眞島秀和)のセリフがSNS上で物議を醸していますが、現時点で私はそもそも結婚に否定的だった政宗のキャラクターとしてのセリフと捉えています。
後3話を残しているので、このセリフがイコール制作者のメッセージだと断言するのは時期尚早だと考えています。
チョコレートを捨てた和泉は春田への想いを捨て、チョコレートを食べた政宗は牧への想いを自分の中で消化し、チョコレートを武蔵に渡した菊之助は和泉への想いを誤魔化し、三者三様なのがおもしろく、今後の展開が気になります。