獣になれない私たち 第1話 | 君に会えてよかった。

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タナカーによるドラマ・映画紹介ブログ
星印の基準は以下の通りです。
★★★★★ 円盤を買うべし
★★★★ 観るべし
★★★ 観た方が良い
★★ 観ても良いかも
★ 自己責任で

ドラマは、だいたい1シーズン1作品観ています。

視聴の決め手は、プロのライターの書いたプレビュー。

『民衆の敵(2017年秋)』 『隣の家族は青く見える(2018年冬)』 『おっさんずラブ(2018年春)』 『dele(2018年夏)』

この1年、ハズレはありませんでした。

 

プラス、好きなシリーズを観ます。

『相棒』 『ドクターX』 は欠かさず観ていました。

でも、シリーズ物は徐々に初期のころのおもしろさが無くなっていくように思います。

 

それと、好きな俳優目当てで視聴するパターン。

ここ数年、これはありませんでした。

なぜなら、ハズレが多いから。

 

さてさて、『獣になれない私たち』ですが、これはズバリ、田中圭くん目当てで見始めました。

見始める前、ちょっとどうなのかな?と思ったのは、登場人物の名前。

深海晶、根元恒星、花井京谷、橘呉羽、上野発・・・うわっ、ムリ!

でもでも、圭くん出演のドラマを観ないという選択肢は無い!!

絶対、彼ならやってくれる!!!←なんだかわからないけどあせる

 

そして第1話。

冒頭から「おっビックリマーク」と思いました。

深海晶(新垣結衣)に花井京谷(田中圭が「聞いてるぅ?」と言ったシーン。

好きな男性を目の前にして、別のことに気を取られている女性。

恋人同士ではあっても、すでに2人がラブラブではないことがよくわかります。

 

それから、晶の部屋での卓上の丸鏡に映る京谷の顔。

映像に対するこだわりが見て取れました。

 

圧倒するのは、九十九剣児(山内圭哉)のパワーハラスメント。

伊藤沙莉さんが松任谷夢子を演じているのも楽しみのひとつです。

隣の家族は青く見える』で松山ケンイチくんが演じる五十嵐大器の妹、琴音役をやっていて、これが実によかったのです。

脇役で、ドラマのおもしろさは倍増もしますし、半減もします。

今作も、注目しています目

 

気に入ったのは、根元恒星(松田龍平)のセリフ。

「あの完璧な笑顔がなんかキモイ」とか、「バカになれたら楽なのにね」とか。

いちいち頷いていました。

 

細かいことですが、ちょっと気になったのが、バスのブザー音。

1度押したら、ピンポンピンポン何度も鳴らないと思うのですが、バスによっては違うんでしょうか?

 

京谷の母である千春(田中美佐子)が、晶の両親についていろいろ訊ねたのは、息子の結婚相手と思えば当然と言えば当然だと思うのですが、仕事をしている人に平日に半休を取らせてまで会いたがる母親ってどうなの!?と思いました。

ですので、今後どう絡んでくるのかが楽しみです。

 

しかし、晶の境遇は想像以上!

父親との死別は今後の心配が無いけれど、縁を切ったとはいえ、母親とはいつ何が起こるかわからない状態で、京谷が保身系男だったら、まず結婚は躊躇するだろうな・・・

そして、一番のお気に入りシーンがここです!!

京谷が千春を睨んで、右上唇をピクッ、ピクッと持ち上げて、最後にイッとするところ。

ケイタナカの演技好きだークラッカー

元彼女の長門朱里(黒木華)とは一緒に住んでいるし、今後圭くんがどれだけクズ男っぷりを発揮してくれるのか、楽しみでしかありませんドキドキ

 

千春は朱里(と思われる京谷の元カノ)を「病院に連れてった」と言っているし、千春からのラインに対して、晶は「一人暮らしならね」と呟いていて、京谷が一人暮らしではないことを知っているしで、とにかく今後の展開が気になって、明日の第2話が待ち遠しくてなりません。