皆さまこんにちは
TCNキャスターの小林奈々絵です新年度も西多摩のニュースをお伝え出来ることに感謝しています
一昨日のニュースは春の話題も外出を控えている視聴者の皆さまに少しでも春を感じて頂きたいですそんなTCNでは現在、【松尾雄治のスポーツ大好き! ウチの子No.1!】が放送中です
今回は階段垂直マラソンで「階段王」を目指す、渡辺良治さん(36歳)をご紹介します階段垂直マラソンとは超高層ビルやタワーの階段を使い、いかに速く駆けのぼるかを競うスポーツです
10年程前から盛んになり、今ではワールドシリーズを始め年間300近いレースが各国で開かれています渡辺さんは日本人として初めてワールドシリーズに本格参戦した立役者で、年間ランキング世界3位を獲得
現在は1位の世界王者=階段王を目指し、地元青梅にある神社の階段などで日々トレーニングを積んでいます中学・高校で卓球。大学卒業後はボクシングを始めるもどれもトップには立てず悔しい思いをした渡辺さん
トレーニングでよく走っていたということもあり、徐々に走る方へと興味が移りランニングクラブに入部その後、青梅マラソンに出場するも平地を走るマラソンでは自分より速い人が山ほどいると思い知らされます
でも並行してトレイルランを始めた際に希望の光が山を駆け登ることが人より速いことに気づいたのですその才能を開花させたのが富士山頂を目指して走る「富士登山競走」渡辺さんは見事入賞を果たします
しかも、トレイルランだけでは飽き足らず、急峻な山を登る「スカイランニング」にも挑戦していきます2016年、階段垂直マラソンの頂点である「階段王」に一歩近づいた国際レース「ハルカス・スカイラン」に出場
日本一高い超高層ビル「あべのハルカス」の展望台目指して駆け上がり、なんと3位入賞の快挙を成し遂げました「必ずトップになるんだ!」という強い信念と、自らの適性を見極め惜しまぬ努力を重ね続けた渡辺さん
日本では「階段垂直マラソン」について知らない方も多いので、普及活動にも努めたいと仰っていました元々は超高層ビルが立ち並ぶ都市部&屋内でも出来るスポーツとして考案されたという「階段垂直マラソン」
その先には上空の壮大な景色が待っています倒れこむほどの疲労も吹っ飛ぶ爽快感下りはエレベーターなので安心応援して下さっている皆さんが書いたメッセージ旗を掲げて「階段王に俺はなる!」と宣言した渡辺さん
支えて下さっているご家族やお仲間の笑顔もその広げた旗の中に見えたような気がして胸が熱くなりましたTCNはそんな夢に向かって一生懸命頑張る皆さんの地域の応援団としてパワーを送り続けたいと思います
ちなみに階段登りは登りだけなら膝に負担をかけずに全身運動が出来るので運動不足の方にもオススメです
ストレッチもしっかりと早くなんの不安もなく外を駆け回れるような平穏な日々が戻ってきますように…--------------------------------------------------------------------