本日の支出(6/1) | 家計簿ブログ

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40代半ば独身にして年収200万。毎日の支出の記録をつけています。

今日は、休み。

 

6/1

 缶チューハイ、お茶、お菓子 5022円

 ペットシーツ         941円

 ポリデント          767円

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  計            6730円

 

朝、予約してあった動物病院に行こうとしたら

車が父に使われていて、急遽明日夕方に予約変更^^;

 

父の車なので仕方ない^^;

 

将来的に、自分で車買わなきゃならなくなるだろうけど

そんな余裕が捻出できるかどうか・・・--;

 

しかし、思ったより早く父帰宅。

行けたじゃん@@

 

ということで、スーパー行って買い物して

あとは本読みつつ、気が付いたら寝てて^^;

 

やっぱり変な夢見て汗だくで起きて、

また寝落ちしてを繰り返して、

 

まともに読書再開したのは夕方になってから。

 

読んでいたのは、乃南アサさんの「ピリオド」

 

2002年発行の文庫の新装版。

ということは、単行本はもうちょっと前かな。

 

ちょっとだけ時代は古く、

まだ携帯電話は高校生にまで普及してなく、

スマホもなく、

カメラマンの商売道具はフィルムカメラだったようだ。

 

以下ネタバレ。

 

40歳の女性フォトグラファー宇津木葉子が主人公。

二度の流産と夫の不倫が原因で離婚した経歴を持つが、

今のところそのいきさつはそれほど詳しく語られていない。

仕事関係の男性と不倫関係にある。

両親は他界している。

 

栃木出身で東京在住。

高校生くらいの時の友人が兄と結婚し、長野に住んでいる。

その兄は癌で余命いくばくもない。

甥が大学受験で予備校に通うのに上京してきたのを泊める。

 

甥を帰した後、高校受験を控えた姪が急遽上京してきて面倒を見ることになる。

その姪には、見知らぬ男にレイプされ、妊娠中絶した過去がある。

 

姪が来たのとほぼ同時に、不倫相手の妻が殺害されたことを

警察の訪問により知る。

また、犯人として、不倫相手が事情聴取を受けていることも。

 

しかし、その謎解きが主題ではない。

どちらかというと、姪の面倒の方が大変。

 

姪は栃木に帰り、

甥が再び大学受験で居候しに来る。

 

事件をきっかけに、関係が切れたと思っていた不倫相手が

再婚しないかと持ち掛けてきて戸惑う。

 

甥の本命受験の日、甥が出かけた後に、

兄の危篤の報がが入る。

甥にとっては父。

 

今のところここまで読んだ。

 

ストーリー展開はともかく

心理描写が濃くて(こまかくて、と読んでほしい)、見事。

 

面倒ごとに巻き込まれたくない、

人づきあいから一歩引いた立場で物事を見ている葉子だが、

厄介ごとは次々降りかかる。

 

明るい作品ではなくて

人の死(この作品の場合は、兄とか不倫相手の妻とか)に相対した時に

悲しみより相続など、事務的な煩雑さの方が押し寄せてくる感じ

やるせないなあとか。

 

ことに、死に瀕している兄が、「イイヒト」ではないから

モヤモヤも出てくる。

 

兄に限らず、登場人物それぞれが表出する屈託。

 

このあとどう展開していくのかな。