今日は、休み。
5/12
缶チューハイ、お茶、飴、飲み物 2500円
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計 2500円
午前中にスーパー行って
あとは読書の日でした。
読んでいたのは馳星周さんの「四神の旗」
奈良時代、藤原不比等の子である4兄弟、
武智麻呂(むちまろ)、房前(ふささき)、
宇合(うまかい)、麻呂(まろ)による
「長屋王の変」を扱った小説です。
長屋王というか皇族側の視点からのお話や漫画は
いくつか読んだことがありましたが、
対立する藤原氏側視点というのは初めてかも。
長屋王が理想主義的だけど融通が利かなく、
周囲から嫌われているというのが意外な感じ。
かといって藤原氏が歓迎されているかというとそうでもないけど。
また、4兄弟が一枚岩でもなく、
特に房前は、「変」に際して他の兄弟と足並みをそろえていなかった
というのも意外でした。
地の文が少なく、ほぼ会話で話が進んでいく感じで、
実はあまり好みではなかったけども^^;
馳さん、前作の「比ぶ(ならぶ)者なき」でも
あまり氷高皇女(元正天皇)を魅力的に書いてくれないのが残念だーー;
(永井路子さんの「美貌の女帝」読んで以来、元正天皇が好き)