約数と倍数 | 数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

中学高校の定期試験問題・大学入試問題・Twitterの数学特化系アカウントで出題された問題・閲覧した方からのご質問まで、幅広く取り扱う方針ですので、
日々の学習や数学的発想・思考力の向上にお役立ていただければ幸いな限りです。

履修学年:高校1年

Twitterのフォロワー様から、ご質問が届きましたので、ご紹介いたします。

本題を解くにあたり、「文字を伴う平方根が自然数になる条件」に関する予備知識を要します。
こちらにつきまして、リクエストがございましたら、追って解説をアップロードします!

では、本題に入ります。

「いずれも整数になる」と言っても、「同じ値になる」とは言っていないのが、本題の厄介なところですね。

それならば仕方がありません!
それぞれ別の文字で表してしまいましょう!!

よく見ると、それぞれp,qとおいたことで、nとp、nとqの関係式がそれぞれ立てられて、
nを中継点(数学Ⅲを履修している方ならば、媒介変数と言う方が適していますね。)とすることで、pとqの関係式に変形できるのです!!



素因数分解をする目的は、等しくなるために足りない素因数を見つけ出すためですが、
このことを知っていれば、終盤は流れて進められますね。

nは「最小の正の整数」であることにも、気を付けてくださいね。