「二次方程式の因数分解を用いた解法」の続きです。
「二次方程式の因数分解を用いた解法」でご紹介した方法は、最後にも一言付け加えました通り、全ての二次方程式が解ける保証がないのに対し、本題でご紹介致します「平方根の解釈に基づいた解法」は、全ての二次方程式を言語的に解釈することで、解の値を見通しやすくなる、優れた方法なのです!!
但し、少しだけネックがあるとしたら、準備に手間がかかる場合があることですね。
その手間も、「恒等式の考え方を利用した平方完成」をマスターしておけば、大幅にショートカットできるのです!!




中学校では、この解法を履修した後に、「解の公式」というものを履修しますが、
これは、本題の【例3】でご紹介致しました、平方完成⇒平方根の解釈に基づいた解法の流れを、さらにショートカットした結果です!!
実はこれも、【例3】の手順で証明することも可能ですので、是非とも、試してみてください!!
最後に、本題でご紹介の8問のうち3問は、因数分解を用いた解法でも同じ解を導出できるのです!!
「平方根の解釈に基づいた解法」で、平方根の値が√を使わずに表せた場合、その二次方程式は「因数分解を用いた解法」でも解を求められます。
これは、知っていても損はありませんよ!!