懐かしい気持ちに浸りたくて
「ハチミツとクローバー」
を読んでいます。
アニメ化、映画化、ドラマ化されたこの作品。
甘塩っぱい（あまじょっぱい）恋愛や文体で有名なこの作品ですが、そこに共感できるようなロマンチズムを神間さんは残念ながら持ち合わせいません。
通称『ハチクロ』における神間さんの親しみ。
それは「芸大生が課題で追い詰められたときの壊れっぷり」です(泣笑)
煮詰まり悶え、今にも叫び出して全力で走ってしまいたくなったとき、本当に走ってしまうあの無駄な体力。
提出日が迫ってきら、もうどうにでもしておくれと自暴自棄で泣きそうな心なのに、何故か口元は笑ってしまっているあの崩壊した精神。
もう笑うしかない。笑うしかないんだ。私が創った物なのだから私がお前の責任をとってやるっ！
というあの根拠のない男前な心意気……。
全てに心当たりがある(泣笑)
ああ、あと花壇に生えているムラサキキャベツみたいな草を食べれるかどうか考えてしまう貧乏さも……(泣)
あの作品の写実っぷりは素晴らしいと思います。
だって……。
だって本当に課題提出前は自己が破壊してゆくのだものっ！(泣)