夏至~water mirror~どんな話を口にしよう其の事ばかり巡らせて逢へる日を待ち侘びる先の見えぬも試煉なら世界は何を課するのかと、謎は深まっていく梅雨が音を遮ってゐるだから少しは救はれるどこを悉に見つめよう其の姿ばかり浮かんで悶える夜を幾つ數へる指に觸れぬも試煉なら世界は何を課するのかと、熱は膨らんでいく夏至が夜を遮ってゐるだから少しは救はれる