映画 謎解きはディナーのあとで | p・rhyth・m~映画を語る~

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監督:土方政人
キャスト:櫻井翔/北川景子/椎名桔平
配給:東宝
公開:2013年8月
時間:121分




今夜は『謎解きはディナーのあとで』を紹介。2011年の秋ドラマ,2012年と2013年のSPドラマに続いて公開された劇場版。原作は,2011年の本屋大賞にも輝いた東川篤哉の大ヒット・ユーモアミステリー小説。監督は,ドラマ版も手がけ、この作品で映画監督デビューとなった土方政人。

世界屈指の企業グループ総帥の令嬢でありながら新米刑事として警視庁国立署に勤める宝生麗子(北川景子)。休暇を利用し,宝生家所有の豪華客船“スーパースター・ヴァーゴ(別名プリンセス・レイコ号)”に執事の影山(櫻井翔)と共に乗船し,シンガポールへと向かう。しかし船内には偶然にも,国立市からシンガポールに寄贈されるアート作品“Kライオン”の警護にあたる,麗子の上司・風祭京一郎警部(椎名桔平)の姿もあった。

出航後ほどなくして,船内で殺人事件が発生。さっそく捜査を開始する風祭に対し,せっかくのバカンスが潰れて困惑する麗子。容疑者はこの船の乗員・乗客3000人。そして事件解決のタイムリミットは船がシンガポールに到着するまでのあと7日。やがて第2,第3の事件が発生する中,頼みの影山からは「お嬢様,今回の事件の真相,皆目見当もつきません」と,まさかのギブアップ宣言が飛び出してしまう。そんな麗子と影山も,やがて事件に巻き込まれることになるのだったが…。

ドラマ版を知らなくてもメインの3人以外は劇場版に初登場のキャラなので大丈夫。特別出演の唐沢(伊東四朗)は,影山の前任の執事としてドラマ第1話にも登場していた。原作を使用したドラマ版に対して,オリジナルのストーリーとなった劇場版だが,コミカルなキャラやアメコミ風の演出などのテイストは踏襲されている。

多彩なゲストの出演で話題となったドラマ版に負けず,この劇場版でも,中村雅俊,要潤,生瀬勝久,竹中直人,大倉孝二,鹿賀丈史,宮沢りえ など豪華共演陣が個性豊かなキャラで登場する。また,物語の舞台となる豪華客船は,実際に当時運行中だった豪華客船“スーパースター・ヴァーゴ”でのロケ。

ちょうど嵐としてメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ35』の部分収録のため,客船の寄港地であるマレーシアと日本を,小型ボートや車・飛行機を乗り継ぎ片道16時間以上の2往復という過密スケジュールで撮影に臨んだ櫻井翔。“お嬢様”にも勝る“スーパーアイドル”っぷりを示す逸話だ。


映画クタ評:★★★★


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