ピカ☆ンチ/LIFE IS HARDだけどHAPPY | p・rhyth・m~映画を語る~

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監督:堤幸彦
キャスト:相葉雅紀/松本潤/二宮和也
配給:ジェイ・ストーム
公開:2002年10月
時間:119分




活動休止まで1年となったアイドルグループ“嵐”を振り返ることのできる『ピカ☆ンチ』シリーズを3夜連続で紹介。5人が揃って出演する映画として,ファンにはお宝のシリーズだ。

『ピカ☆ンチ』とは「青春とはピカイチでハレンチ」と,映画の舞台である「団地」をくっつけた造語。同じくジャニーズのV6・井ノ原快彦が体験した少年時代のエピソードを随所に織り込み,今どきの少年たちの日常を描いた青春ドラマ。監督は『トリック -劇場版-』シリーズや『人魚の眠る家』の堤幸彦。

東京・品川。世帯数約6000,69棟を構える八塩団地。東京だけどドコか東京でない,この巨大だがちょっとヘンテコな団地に,中学校以来のクサレ縁で結ばれた少年たち5人組がいた。リッチ棟と呼ばれる第33棟に住むボン(松本潤),八塩で一番不運な男ハル(大野智),ちょっとクールなリーダー格のタクマ(二宮和也),ヤンキーだけど曲がったことが大嫌いなチュウ(櫻井翔),そして,ごく普通の高校生のシュン(相葉雅紀)。

いつもつるんで青春時代を過ごしてきた彼ら。高校卒業も迫っていたが,将来のことも真剣には考えていない。ある日,高校最後の“原宿詣で”に出掛けた5人は,思い思いに好きなことを始める。スケボーを勢い良く乗り回すタクマ,おもむろにクレープの屋台を広げるボン,キャッチセールスに捕まりまくるハル,ナゼか瓦割りを始めるチュウ,そして,ふとしたきっかけで美少女みく(伴杏里)に出会ってしまったシュン。この日を境に,卒業までの歯車が一気に回転し始めることを,彼らはまだ知る由もなかった…。

ナレーションは相葉くん。17年前,メンバーはほぼ20歳の頃の作品。ツヤツヤピカピカな若さか眩しいし,時代の映し出しが懐かしい。しかし,そこは堤監督。アイドルPVではなく,キッチリと青春グラフィティとして魅せる。


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

ピカ★★ンチ/LIFE IS HARDだからHAPPY』(2004年)

ピカ☆★☆ンチ/LIFE IS HARDたぶんHAPPY』(2014年)