春巡~into your hem~文字にしなければ傳はらない想ひは姿を持ってゐないから僅か數行を綴る事が出來ずに遙か未來を語れると言ふのか夕暮れの酒に巡る欲求が叫ぶもっと此の眼に君を刻みたいずっと其の肌に熱を刻みたい言葉にしなければ傳はらない想ひは升で測れやしなひから僅か數分を遣ふ事が出來ずに遙か未來を誓へると言ふのか春近しと街に巡る煩惱が甦るもっと此の胸に君を刻みたいずっと其の躰に愛を刻みたい