寒曉~fever~ | p・rhyth・m~映画を語る~

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メインブログ【くた★むび】


朝日に映る躰の線が
搖れながらまた深く
激しく繋がってゆく
曇った硝子が現實と
この片時を隔絶する
離さずに居られたら
願望は肌に食ひ込む
巡るのは運命と假説
もしも逢へなければ
もしも早かったなら
熱病が加速を續ける
不治の儘で構はない


部屋に響く甘い聲が
震へながらまた高く
妖しく極まってゆく
殘った昨夜が沈醉と
この片時を融合する
愛さずに居られない
欲望を奧へ注ぎ込む
貪るのは吐息と季節
もっと奪はなければ
もっと若かったなら
熱病が制御を忘れる
不治の儘で果てたい