ジレンマ
今日も無事終了です。
北海道では久々の好天だったような先週末。。。
ただ、熊本の方では大雨で甚大な被害が出て、日頃よりお世話になっている師匠の先生のご実家も被災されてしまった事をSNSを通じて知り心を痛めています。
先ずは災害に遭われた方々にお見舞い申し上げると共に、これ以上の災害の拡がりが無い事を祈るばかりです。。。
さて、未だコロナ禍にある事を忘れないようにしなければなりませんが、というか、まだまだワクチンの開発が進むまではその手を止めないと決めて日々の診療も行なっていくつもりですが、やはりそうした中での診療だとどうしても過密を避けなければなりませんので、一日で熟せる診療も限られる為どうしても治療予約が取りづらい状況が続いております。
MODCの現状を少しご説明させて頂くと、現在は保険診療ひと枠を75分としている為、一日8時間半の診療でユニット4台ですから概ねクリニックの一日の診療キャパは25〜28名程度となります。
もちろんひと枠を120分確保する保険外診療や、半日近くクリニックをクローズしてインプラントのオペなども行なう日もありますので、アベレージで行くと一日20〜25名程の診療キャパになり、現在クリニックに通院中の患者の総数からすると、歯科医師の治療が必要な方ではだいたい月に1回ぐらい程の来院しか出来ない状況になっております。
このような状況ですので、私自身も出来れば1回の治療が2回、3回分に相当するくらいになるよう可能な限り集中しながらやってはいるのですが、やはり歯科治療は身体の反応も見ながら進めたりしなければならない事も多々あり、効率良くとは中々行かない部分もたくさんあります。
幸い、ご来院くださる患者の皆様にはこのような状況をご理解頂けたり、元々コロナ禍以前より現状に近い診療はしてきてますから、こうした当院のスタイルをご存知の患者の皆様方には現状もご理解頂けており、私自身は非常に助けられている気持ちです。
ただ、それでもやる事がたくさんある患者の方々、なるべく早く治療を終えたいと考える患者の方々においては、進みが遅い診療はやはりストレスだと思いますし、私自身もいつもジレンマを抱えての日々が続いています。
診療におけるコロナ禍対策を第一に考え、スタッフも疲弊せずに出来る診療体系も考え、毎日のジレンマに晒されてやや気持ちもトゲトゲしくはなりますが、まぁ今はやれる事をやって突き進んで行くだけかなぁと。。。
という事で、今日は診療後にレセプト片付けて、蜜を避けて…