天然歯への挑戦!そして
歯に被せ物などしてない状態の歯を天然歯(てんねんし)といいます。天然歯は象牙質やエナメル質といった独特の構造からなり、いわゆる人工的でない自然な個性を表現します。私達歯科医は虫歯などによって失われた部分を、出来るだけ元の天然歯の状態に近づけるように、工夫して修復治療する努力をします。今日も、先日行った研修をもとにより天然歯に近づけるべく治療に取り組みました。しか~しこれが非常に難しい。天然のものって本当に複雑にいろんな表情をかもし出すからなのです。細かなひび割れや透明感。特にマイクロ治療になれば肉眼では分からない部分にも目が行くので、脳で感じ取る事と手先の不一致がめちゃストレスにもなります。しかし、本当に感覚が一致して修復出来た時は、患者さんもびっくりするぐらい喜んでくれます。
今から10年近く前、研修医を終えて初めて勤務したクリニックには4名のドクターがいました。そして飲みに行った席で、当時の院長がみんなに「今、どんな治療が興味ある?」と聞きました。そのクリニックは院長はじめ皆若手で、それぞれの得意分野について答えました。その時院長が興味があるのはこの「修復治療」だと言いました。当時は派手な外科処置や被せ物で治す派手なホテツ治療が全盛で修復治療はいわば地味な分野でした。正直自分は、「そんなの自分でも出来るよ」ぐらいに思っていました。しかし今では、当時そう思った自分をめちゃくちゃ恥ずかしく思っています。院長は患者さんが本当に喜ぶ事にやり甲斐を感じ、自分とは遥か違うレベルでの治療を目指していたんだと思うからです。
今では、当時暖かい目で見守りながらいろんな事を自由にさせていただき、そして患者さんへの接し方などを教えてくれた院長にとても感謝しながら診療をしています!

今から10年近く前、研修医を終えて初めて勤務したクリニックには4名のドクターがいました。そして飲みに行った席で、当時の院長がみんなに「今、どんな治療が興味ある?」と聞きました。そのクリニックは院長はじめ皆若手で、それぞれの得意分野について答えました。その時院長が興味があるのはこの「修復治療」だと言いました。当時は派手な外科処置や被せ物で治す派手なホテツ治療が全盛で修復治療はいわば地味な分野でした。正直自分は、「そんなの自分でも出来るよ」ぐらいに思っていました。しかし今では、当時そう思った自分をめちゃくちゃ恥ずかしく思っています。院長は患者さんが本当に喜ぶ事にやり甲斐を感じ、自分とは遥か違うレベルでの治療を目指していたんだと思うからです。
今では、当時暖かい目で見守りながらいろんな事を自由にさせていただき、そして患者さんへの接し方などを教えてくれた院長にとても感謝しながら診療をしています!
