こんにちは。ケイコです。

 

今回は、トラウマ克服カウンセリングを受けていただいたTさまの事例の続きです。

 

「人に嫌われている」と言う、手放したいのに手放せないネガティブな思いの陰に隠されていたものとは・・・・。

 

前編はコチラ。

 

 

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「人に嫌われている」と言う思いが手放せない原因を探るべく、Tさまからお伺いしたご自身の記憶や感じていらっしゃることと、私が潜在意識(無意識)の領域をリーディングすることによって伝わってきたストーリーをつなぎ合わせていきながら、カウンセリングは進んでいきました。

 

 

リーディングによって伝わってきたストーリーは、自分が誰かを選択したことにより、もっと大切な誰かを犠牲にしてしまったと言うもので、Tさまの「自分には人を助けることが出来ない」と言う深い悲しみと罪悪感に満ちていました。

 

 

そう、Tさまのトラウマになっていたのは、「人に嫌われた」記憶ではなく、「人を助けられなかった」と言う記憶でした。

 

 

トラウマ体験は、本人が気付く気付かないに関わらず、人生の中で何度も繰り返されます。

 

 

その理由の一つは、本人がそのトラウマを乗り越え、成長したいと無意識に願っているからです。

 

 

Tさまは、これまでの人生で体験した、助けることが出来なかった同僚や、ご友人のエピソードをいくつかお話して下さいました。

 

 

そして最後にTさまの口から恐る恐る出て来た言葉は、

 

 

「私に相談してくれれば良かった・・・。」

 

 

このTさまの言葉は、本当は人を助けたいと言う内に秘めた強い思いを表現するには、まだまだ遠慮がありましたが、Tさまの人に対する優しい思いは、痛いほど伝わって来ていました。

 

 

そして今のTさまには、人を助けたいと言う強い思いと同時に、人を助けることが出来なかった無意識レベルの記憶のせいで、人を助けることに対して強い恐れがありました。

 

 

だからこそ、人を助けたい等と考えなくてすむよう、「人から嫌われている」と思うことで、人との間に距離を置いたり、人に対して壁を作ったりしていました。

 

 

「人から嫌われている」と言うネガティブな思いの陰には、人を助けたいと思うTさまの優しさや、人に対する愛が隠れていた・・・。

 

 

人間とは、実に奥深い存在だなぁとつくづく思います。

 

 

顕在意識(表層意識)と潜在意識(無意識)の割合いは1対9。

 

 

自分自身のことなのに、わかっていることの方がほんの一部なのです。

 

 

そして、カウンセリングの締めくくりには、Tさまと相談しながら、たくさんの潜在意識レベルの思考の書き換えと、新しい感覚のダウンロードを行いました。

 

 

潜在意識レベルでの思考の書き換えはとてもパワフルです。

 

 

Tさまの「人を助けたい」と言う願いを無理なく叶え、そして、「人に嫌われている」と言う思いを持っている必要がなくなるような書き換えをしていますので、これからの変化や、やって来るチャンスを楽しみに、魂が望む新たな一歩を踏み出して下さいね。

 

 

Tさまが望む人生をより深く味わえますように。^^

 

 

番外編に続く

 

 

 

上記カウンセリングは無料通話ソフトSkypeを使用し、全国どこからでもお受けいただけます。

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