読み終えた本
『ほどなく、お別れです』
〜思い出の箱〜
著者 長月 天音
シリーズ2まで読み終えて、3です。
東京スカイツリーがよく見える
小さな葬儀場『坂東会館』
そんなある日、社長の甥、小暮が入社してきます。
小暮はもともと大手の同業他社に勤めていた。
故人の気持ちに寄り添うという
残された方達への配慮はありつつも
坂東会館をもっと大きくしようと
基本のプランからオプションをつけてもらうような
これまでの取り組み方と違う方法を
指示してきます。
小暮のプランや計画は
これまでいた坂東会館の社員から
反発を招くものの、
あながち間違ってはいない。
そんな坂東会館のちょっとゴタゴタがありつつ
火事で亡くなった祖母と孫
定年後に夫婦で行った山で滑落した夫
母親の葬儀に離婚した父親を呼ぶか悩む兄妹
そして小暮の葬儀の経験
事故は、誰に対しても起こること。
突然いつもと違う日常が始まることへの
戸惑い、後悔、喪失感、そして悲しみ。
明日も同じ日が来ると信じているほど
突然、切断される日常の流れに
やり切れなさが残る。
この『思い出の箱』では
僧侶の里見さんがあまり出てこなくて、
美空と、その上司でもあり、友人でもある漆原の
3人の交流が少なかったように思いました。
一方で、おめでたいエピソードもありました。
この本を読むと、
誰にでも肉体を離れる時が来ることを
改めて気づかされます。
残る側の気持ち
去る側の気持ち
読んでいると切なくなります。
だからこそ、生きている今を
悔いのないようにしたい…
と思わせる本です。
映画も観てきました。
映画では僧侶の里見さんは登場せず
スピリチュアル的なことは
主人公にまとめてましてが
やはり里見さんは映画にも出てきて欲しかったです。
今年の桜も終わってしまいましたね…
それでは、また




















