『ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは』
上記は小倉百人一首の中でも元々有名な歌で、
アニメや映画にもなったコミック『ちはやふる』のテーマとなっているので
知っている方も多いことと思います。
この歌に関してはネット上にもたくさん解説がありますが、
"ちはやぶる神"でネット検索すると検索結果の上位に表示され、
説明もわかりやすかった以下のページを紹介しておきます。
■ちょっと差がつく『百人一首講座』
https://ogurasansou.jp.net/columns/hyakunin/2017/10/17/1039/
【千早(ちはや)ぶる】
次の「神」にかかる枕詞で、「いち=激い勢いで」「はや=敏捷に」「ぶる=ふるまう」
という言葉を縮めたものです。
神代(かみよ)と呼ばれる時代に生き、
神社に神として祀られることになった人々について調べていて
その系譜に関して新しくわかってきたことがあるので
本ブログではそれを発表していきたいと思います。
本ブログでは以下の資料を組み合わせて系譜を明らかにしていきます。
・文献
・神社の祭神および由緒
・地域に残る伝説・伝承
・考古学的資料
文献に関しては主に以下を参考にさせて頂きました。
・『古事記(上) 全訳注 講談社学術文庫』 次田真幸
・『日本書記(一) 岩波文庫』 坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋 校注
・『出雲国風土記 全訳注 講談社学術文庫』 荻原千鶴
・ホツマツタエ、ミカサフミ、フトマニ
[ほつまつたゑ 解読ガイド] https://gejirin.com/index.html
特に[ほつまつたゑ 解読ガイド]は全綾が原文カタカナ訳、語義考察、漢字読み下し付きで
公開されており、人物ごとにまとめられたページもあり、非常に参考になりました。
感謝申し上げます。
神社の祭神および由緒に関しては以下を参考にさせて頂きました。
・各神社の公式サイト
・神社庁の公式サイト
・ブログ等のネット情報
・書籍
古事記や日本書記には系譜(親子関係、夫婦関係)が
断片的にしか記述されていないのに較べて、
ホツマツタエではそれより詳しく系譜が記述されているので、
本ブログではホツマツタエでの系譜をもとにし、
それを修正していく形で話を進めていきます。