私も不登校児だった | TREASURE

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(長文です)

 

現在、不登校中の娘

 

母親の私も不登校児でした。

(ブログを見てくれてる人は、知ってるかな?)

といっても、1週間くらいだけど。

 

小学高学年あたりから、行き渋りがあって

中2の時にいじめに遭い、そのことを親に言ったけど

「気にするな」「言い返せばいい」と休むことさえ許してもらえず。

 

クラスの半分以上が敵状態だったんだよ?

主犯じゃない人からも無視され睨まれ「触らないで」と言われる。

 

とにかく苦痛だったし、学校なんて行きたくなかった。

でも、休みたいと言えば父親に怒鳴られる。

泣いても休ませてもらえなかった。

 

当時、家に来ていた家庭教師の先生にも助けを求めた。

先生が母に話したくれたけど、それでも「大丈夫です」と言ってのけた。

それを聞いていた私は(何が大丈夫?私は全然大丈夫じゃないけど?)と愕然とした。

 

もう、どうしようもできないと思った。

 

だから、私は死のうと思った。

どこにも居場所がないから。

リスカをしたり、学校のバッグをカッターで引き裂いたりもした。

 

でも死ぬのは怖かった。

 

どうしたら楽に死ねるのか、そればかり考えていた。

 

だから、学校に行くフリをして学校を休んで、山に行った。

(当時母は入院していた祖父の病院に通っていたため、家にいない時間が長かった)

 

山と言っても、近所のミカン畑

でも、そこにずっといたら寒さで死ねるかも、なんて馬鹿なことを考えてたんだよなー…

 

まぁ、夜になって家の近くまで戻ったけどね。

そしたら、母と弟が私を探していたようで見つかってしまった。

再び逃げる私

「このまま事故にでもあって死ねばいいのに」

「誰か殺してくれればいいのに」

なんてことばかり考えてた。

 

でも、気持ち的にも体力的にもへとへとで…

泣きながら家に帰ったわけよ。

家に入るのを渋ってると、ちょうど母が家から出てきてそこで保護された。

 

ぶっちゃけ、遺書書いてました。

親に向けて、友達に向けて、私をいじめたやつらに向けて。

 

そこから約1週間、学校に行かず。

 

でも、毎日父親に怒られていたな。

「いつ学校に行くんぞ!」「明日は行けよ!」「泣いててもどうにもならん!」とかなんとか…

 

家には、かわるがわる先生がくる。

担任だったり、学年主任だったり…

会うのが嫌で、部屋にこもっても父親がやってきてドアを強引にこじ開ける。

それも嫌で、2階の屋根に逃げたりもした。

 

けど、当然即見つかって、嫌々担任と会う羽目に…

本当地獄だった。

体育座りをして、ずっと泣いてる私に「こっち向いて」「顔見せて」「みんな待ってるよ」と担任もうるさい。

待ってるわけないだろ(笑)

 

そんな状態で、どうやって学校に行けるようになったのかというと

近所の幼馴染の子が毎日家にきて「手紙書いたから見てね」って手紙を渡してくれ

その内容に勇気づけられたから。

決して、親のおかげではない。

 

その子が「誰か何か言って来たりしたら、俺が言い返してやるから」「俺は味方だから」と言ってくれたから。

(幼馴染は今でいうトランスジェンダーで心は男の子でした)

これだけなのに、すごく勇気が出た。

 

私が親に学校に行く、と言うと手のひら返し

今まで怒ってばかりだった父親もニコニコ

「ドライブ行くか?」なんて誘ってくる、うざいわ。

 

母なんて「お父さんに、お前の育て方が悪いからだ!この状態が続いたら離婚だ!なんて言われたんよー」なんて言ってくる始末

 

そりゃーすいませんなー私のせいでー離婚の話にまでなってー

わざわざ言わなくてもいいことを言ってくれちゃって、まぁー

 

正直、これ以降親には何を言っても無駄だって悟りました。

 

たぶんうちの親は、ちょい毒親だと思う。

自分でもよく今まで死なずに生きてこられたわ、と思うもんね…

 

悪い例が身近にあったので、娘には絶対こうはなるまい!と強く思っていた。

居場所がどこにもないなんて、そんなの辛すぎるから!

 

ちなみに、娘が通ってる学校と私が通っていた学校は同じ…

だから色々敏感に感じ取ってるところはあるんだけど、先生の考え方も私の時とかなり変わってきてるみたい。

まぁ、変わってくれないと困るけど。

 

私の時こんなだったから、娘のことを母に話したくないのよね。

嫌なこと言われるに決まってる。

父親はもう亡くなってるからまだマシだけど、もしいたらと思うと…怖い怖い

 

いつかは母にバレる日がくるんだろうけど、しっかり防波堤になるつもりです!